REIT投資は優待も受けられる銘柄があります!

2019年12月19日更新

投資家の間で注目されている不動産投資信託のREIT、その日本版をJ-REITと呼びますが、配当金などの利益が得られる他に、優待サービスが受けられる銘柄があることをご存知でしょうか?2019年9月10日現在、優待制度のあるREITは8銘柄あります。具体的な優待サービスやそれぞれの銘柄についてご説明します!

宿泊施設の割引

REITでもっとも多い優待サービスがホテルなどの宿泊施設の割引です。優待サービスとしてもっとも多い理由にあげられるのが、不動産投資法人が運用している施設を投資家たちに知ってもらえたり、利用してもらえたりするからです。また投資家たちも投資する運用先がどんな立地でどんなサービスを提供しているかなどを知ることができ、双方にとってメリットが多いからです。

宿泊施設の割引がある銘柄と優待内容

  • 大和ハウスリート投資法人(証券コード3984):回数無制限のホテル宿泊割引券
  • 大江戸温泉リート投資法人(3472):保有している施設で利用できる利用券
  • インヴィンシブル投資法人(8963):回数無制限のホテル宿泊割引券
  • ジャパン・ホテル・リート投資法人(8985):ホテル宿泊割引券およびレストラン割引券

介護施設の無料体験入居

ヘルスケアREITと呼ばれる高齢者向けのシニア住宅を物件タイプとして扱う投資法人が優待として提供しています。介護施設の無料体験入居の他に、入居金や月々の利用料金の割引などが優待サービスとしてあります。REITを提供する投資法人が介護に関する無料相談を受け付けてくれる優待サービスもあります。高齢化にともない市場の成長が期待されている分野の1つです。

介護施設の無料体験入居がある銘柄と優待内容

  • ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人(3278):介護施設無料体験入居、介護施設入居金や利用料金の割引
  • 日本ヘルスケア投資法人(3308):介護施設無料体験入居、介護施設入居金や利用料金の割引、英会話スクール入会金無料
  • ヘルスケア&メディカル投資法人(3455):介護施設無料体験入居、介護施設入居金や利用料金の割引、介護に関する無料相談

テーマパークの入場割引

投資法人が保有する商業施設内のテーマパークを割引料金で入場できる優待サービスです。こちらは2019年9月10日現在のデータでは投資法人みらい(3476)が保有する「奈良祭都(ならさいと)」が対象施設となっています。テーマパークの入場料を5名まで一律で500円にできる優待券1枚があります。
それぞれの銘柄についての情報は2019年9月10日のデータを元に記載しています。最新の優待内容や購入するにあたり必要な1口あたりの投資口価格、また優待サービスを受けるにあたり保有しておかなければならない最低必要口数は各自で最新のデータを確認するようにしてください。
また優待サービスが受けられる銘柄は、優待のないREIT銘柄に比べ、権利確定日以降に売却する投資家も一定数はいます。そのため権利確定日以降REIT価格が下落する傾向があります。一時的な下落が他のREITに比べ見られやすい傾向があることも知っておいてください。
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この記事のライター

楽生暮

ファイナンシャルプランニング技能士2級、AFP(日本FP協会認定)
金融・保険業界を経験後、現在はフリーでFPに関するライター業やメディカルハーブ講師、マヤ暦占星術を行う2児の母。自身でも株やFX、つみたてNISAなどの資産運用を行いながら、「楽しく生きて暮らす」をテーマに子育てや資産運用を書いたノンジャンルのブログも運営中。複数の収入の柱を持つことを提案し実行している。

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