【お金トレンド調査】忘年会費用、 ビジネスマンのホンネを 徹底調査! 6割超が「4千円以内に 抑えたい」けれど半数が 予算オーバー

2018年12月5日

忘年会とお金に関する意識調査

時が経つのは早いもので、平成最後の2018年も残すところあと1ヶ月を切りました。年末は忘年会にクリスマス、新年の準備など何かとお金がかかる時期ですが、今回「忘年会とお金」に焦点を当て、その実態を把握するため日本ファイナンシャルアカデミーは、「忘年会とお金に関する意識調査」を実施しました。

〈この調査からわかること〉

■今年の職場の忘年会、全体の約8割が「参加意向」
■参加する主な理由は「コミュニケーションのため」「仕事だから」
■飲み会費用、8割以上の人が通常月と比較して1.2倍以上増加、1割の人は2倍に
■6割超「4,000円以内に抑えたい」と答えるも理想と現実にギャップ
■忘年会費用「交際費」で管理する人が半数以上。「特別費」で管理はわずか3%

 

今年の会社・職場の忘年会、全体の約8割が「参加意向」

今年の職場の忘年会に参加するかどうかを聞いたところ、全体の約8割の人が参加意向であることがわかりました。また、参加理由についてたずねると、主な理由としては「コミュニケーションのため」「仕事だから」「行事だから」と言ったものが挙がり、ポジティブに捉えていたり、義務感を伴っていたり、その動機はさまざまのようです。

【 今年の会社・職場の忘年会があった場合、参加しますか? 】

 

飲み会費用、8割以上の人が通常月の1.2倍以上に、1割の人は2倍に

忘年会がある月の飲み会費用が、通常月と比較してどれくらい増えるか聞いたところ、8割以上の人は「1.2倍以上に増える」と回答しました。さらに、1割の人は「2倍以上に増える」と答え、前述の参加割合からも、忘年会がある月の飲み会費用は「大半の人にとってイレギュラーであり避けられない出費」であると言えます。

【 忘年会がある月は、通常月と比較し「飲み会費用」がどれくらい増えますか? 】

 

6割超「4,000円以内に抑えたい」と答えるも理想と現実にギャップ

忘年会費用の理想と現実について聞いたところ、全体の64%の人が4,000円以内に抑えたいと思っている(理想)のに対し、実際に4,000円以内に抑えられている(現実)人は全体の35%となり、理想と現実の間には実に役30ポイントもの乖離が生じており、両者には有意な差があることがわかりました。

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【 理想 】
忘年会の一人一回あたりの理想の予算はいくらぐらい?

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【 現実 】
忘年会の一人一回あたりの予算はいくらぐらい?

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特別費で管理する人はわずか3%、「そもそも家計管理せず」約2割

現在行っている家計管理において、忘年会費用をどの項目に振り分けているかを聞いたところ、全体の半数以上が「交際費」として管理していると回答しました。また、忘年会費用をイレギュラーな支出、つまり「特別費」として管理している人はわずか全体の3%であり、さらに約2割の人は「そもそも家計管理を行っていない」という実態が明らかになりました。

【 現在行なっている家計管理において、忘年会の予算はどの項目に振り分けていますか? 】

 

赤字脱却!年末のイレギュラーな支出は「特別費」管理で

今回の調査では、人それぞれ理由はさまざまですが今年の忘年会への参加意向は高く、大半の人にとって忘年会費用はイレギュラーな避けられない出費であるものの、その費用は生活費と一緒に管理されておるという実態が浮き彫りになりました。

忘年会などのイレギュラーな支出は毎月発生するものではありません。食費や家賃などと一緒に管理すると、年末だけ突出してししゅつがおおくなってしまうので、「特別費」などの別項目として管理することがおすすめです。また特別費をやりくりする方法としては、出たとこ勝負で処理していくのではなく、ボーナスなどの特別収入で吸収したり、ボーナスがない方であれば毎月の収入の中から特別費を積み立てておくなどが考えられます。年末の忘年会ラッシュ、より楽しい気持ちで一年を締めくくるためにも、“お金が貯まる仕組みづくり”の計画を立ててみてはいかがでしょうか。

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