「入社後、さっそく生命保険の勧誘をされたのですが、どのような保険に入ればよいのでしょうか?(23歳新入社員男性)」
「社会人になったら生命保険ぐらいは自分で入らないと」と思っても、実際にどんな保険に入ればよいのかは悩むところですよね。ひとくちに保険といっても、死亡保険、医療保険、年金保険など様々なものがありますが、独身であるならば、とりあえずは医療保険に加入することを検討すると良いでしょう。
独身はどのように医療保険を選ぶべき?
ポイントは「単品で」「終身保障のもの」に加入するということです。
死亡保障がメインの保険に特約(オプション)として医療保障がついている商品も少なくないですが、こうした商品は保険料が高く、保障額にもよりますが、毎月の保険料が1万円を超えてくるものもめずらしくありません。
死亡保障の必要額はライフステージによっても変化します。実家の両親などを経済的に支えているのでない限り、独身のうちは、死亡保障は原則不要です。
掛け捨てでよいので、特約ではなく、医療保障単品で、終身保障のものを選んで加入しておきましょう。
商品にもよりますが、23歳であれば2,000〜3,000円で加入できるはずですよ。
老後の貯蓄のために加入するという手も
さらに余裕があったら、貯蓄代わりの保険に加入することも検討したいですね。
新入社員のうちからこんな話もなんですが、公的年金だけでは老後の生活がやっていけない時代です。時間を味方につけて、早いうちから積立貯蓄をしておくと、老後がぐんと楽になります。結婚、マイホーム購入など資金が必要なタイミングで活用することもできますよ。