さて今回も先月9月に購入していただいた作品の中から何枚かご紹介しながら、9月に売れる作品にはどのような写真があるのかご紹介してみようかと思います。
今年の9月は祭りの写真が人気
トップ画像の写真は、昨年の神田祭(東京都千代田区)で撮影したストックフォトですが、今年9月にご購入いただいています。
神田祭のストックフォトは、この写真のほかにも別構図の写真が9月に2回ほどダウンロードされています。
これは湯島天満宮例大祭(東京都文京区)のストックフォトですが、やはり9月にダウンロードしていただいています。
生き物たちのストックフォトも9月に売れました
荒川河川敷で撮影したカワラバト(ドバト)が舞い踊る瞬間のストックフォトです。
鳩たちの群れにゆっくりと近づきながら、この瞬間を撮影しましたが、はた目から見たらカメラを低く構えてゆっくり動く人間は、かなりの不審者だったかもしれません(笑)。
居酒屋の店頭にあったマグロの氷漬けの写真です。
けっこうな大きさのマグロでしたが、へえ、大きいねと妻と話しながら通り過ぎそうになりましたが、ちょっと待てよ、これもストックフォトにしてしまえ、と撮影した1枚です。
90分で学べる、定年後の不安を解消したい方必見!
定番の人気素材も売れました!
これは広島菜のストックフォトです。長野県の野沢菜、九州の高菜と共に日本三大漬菜と呼ばれる野菜です。
実はこの作品と別構図ですが、やはり同じ広島菜のストックフォトも含めると、これまでPIXTAでは11回ほども売れている人気素材です。
なぜ、これほどまでに人気なのかわかりませんが、野菜をきちんと撮影したストックフォトは、意外と少ないのかもしれません。
これからストックフォトを始めるみなさんで、野菜専門に写してみるというのも、もしかしたら狙い目かもしれませんよ。
花火大会直前に売れた「北区花火会」のストックフォト
今年の北区花火会(北区民による手作りの花火大会という意味で花火会と命名されています)は、9月29日の土曜日でしたが、その直前の9月25日に上のストックフォトをご購入いただいています。
今年の北区花火会には、もちろん撮影に出かけました。
台風が接近して小雨降る中での撮影でしたが、迫力ある映像が撮れました。
上の作品は今年の北区花火会の写真ですが、のちほどPIXTAの審査申請に出す予定です。
花火の撮り方については、当コラムの第18回でご紹介しています。
→夏だ!花火を撮ってみよう!
北区花火会の場合、北区の会場内から撮影するのもいいかもしれませんが、私がオススメするのは、埼玉県川口市側の荒川土手から撮影する方法です。
ネットで検索していただくとわかるかと思いますが、赤羽の岩淵水門のちょうど対岸にあたる荒川土手から撮影すると、5か所から一斉に打ち上げられる花火が、横一列にきれいに並んで見ることができるので、花火撮影には好都合です。
【ここがポイント!】
PIXTAの「9月に取り組むのはコレ!」というコラムを読むと、9月に準備すべきストックフォト素材としては、すでに、クリスマス、年賀状、正月、雪、おでん、パーティー、プレゼントなどの言葉が並んでいます。
ストックフォト業界では、常に3か月先の需要を見据えて、写真を準備するのがポイントだということがわかります。
とはいえ、“楽しむためのストックフォト”を実践している私の場合、自由気ままに写真を撮りストックフォトサイトにアップする日々。
でも、それがストックフォト活動を長続きさせるポイントだと思っています。