
コンサートや舞台、イベントなど、オタクに移動はつきものです。
微妙な内容の違いやMCの違いを見るために、できるならすべての現場に行きたいのがオタクの習性。近場だけならいいですが、新幹線や飛行機の距離だと旅費もかさみます。
金券ショップや夜行バスなどすでにみなさん駆使しているかと思いますが、より安く、より快適に、そして臨機応変に動くために選択肢として加えられる、意外と見逃しがちな手段をいくつかご紹介していきます。
各種新幹線の早割
まずは現場のスケジュールが早く決まっているのであればぜひ活用してほしいのが、新幹線の早割。東京と大阪、広島、福岡方面にいく新幹線は、乗車日の21日前までに予約することで最大約5,000円、東京から宮城、青森、北海道方面にいく新幹線は、13日前までの予約で約4,000円ほどコストダウンすることができます。
また、大阪や神戸、岡山、広島から九州までの新幹線が14日前までの予約で数千円安くなったり、博多から熊本や鹿児島までの新幹線が7日前までの予約で安くなるなど、わりと近めの距離のものもあります。
もちろん、宿とセットでツアーという選択肢もありますが、そうじゃないのであれば少し早めに予定がわかっている場合は、要チェックです。
飛行機のマイルシェア
国内線の飛行機のチケットを、急遽でもお得にゲットできるかもしれないサービスが、マイルシェアです。使わないマイルやポイントがある人が、そのマイルやポイントを提供してくれて、希望のフライトのチケットをとってくれるというもの。
もちろんお金はかかりますが、フライト日直前になると値段が高額になることが多い飛行機代が、こちらは期間で値段が変わらず、リーズナブルに利用することができます。ぜひチェックしてみてください。
綺麗で食事もアメニティもばっちりなカプセルホテル
カプセルホテルというと、汚いし狭いしセキュリティも不安というイメージでしたが、カプセルホテルもどんどん進化していて、最近のカプセルホテルは普通のホテル並みの綺麗さで、値段が1泊だいたい3,000~5,000円程度。
無料Wi-fi完備、フリードリンク、ホテルレベルの朝食、夜食、パジャマ、シャンプーやトリートメントといったアメニティだけでなくお出かけに欠かせないヘアアイロンの貸し出しなどもあったり、しいていえばパーソナルスペースが狭く、お風呂やシャワーが共用なことくらいで、寝るだけしか利用しないという人には遠征費を減らすために大いに役立つでしょう。
全室女性専用もしくは女性専用フロアを作っているカプセルホテルも多く、女一人旅でも安心です。
急に決まることも多い遠征。多少の汚さや不便さ、不快さを我慢すれば、安さを追求することもできます。
しかし、せっかくの遠征ですから、旅を楽しみつつという人も多いはず。少しでも多くの現場にフットワークを軽く、そして快適に行くためにも、こうした旅費の節約方法は見逃さないようにしましょう!