「休職してお金がない」「節約したいけれどどんな方法があるの?」という方におすすめの記事です。
私は休職中『傷病手当金』をもらいながら生活をしていました。傷病手当金のおかげでお金に困ることはありませんでしたが、お金の不安は常にありました。これからどうなるか分からない中で「できるだけお金は貯めておきたい」という気持ちが強かったです。
ではどのようにお金の節約をしていたかですが、
・実家に戻る
・人と会わない
・メルカリを利用する
という3つの方法を主に取り入れていました。
これらはただ『金銭的負担を減らすため』だけでなく、『精神的負担を減らすため』にも大変有効でした。
それぞれを採用した理由を体験談でお届けしていきます。
休職中にしていたお金の節約術3選
実家に戻る
うつ病を発症していたころ、私は一人暮らしをしていました。家賃・食費・光熱費を自分で出しつつ、近くの精神科に通っていたのです。
ある日母親からたまたま電話がかかってきたタイミングで「休職中」だということを伝えました。「(実家に)帰っておいで」と言ってもらい、一人暮らしの家は残したまま実家へ戻りました。
実家に戻るまでは何かをするエネルギーもなかったため外食ばかりしていました。しかし実家に戻れば食事を作ってもらえたし家事もやってもらえたので精神的にも助かりました。
実家に戻ったことで自分のやるべきことが減り、自分の治療に専念できるようになっていきました。このように金銭的負担だけでなく、精神的負担も減っていったのです。
人と会わない
実家に戻ると地元の友人や昔よくしてくれていた職場の先輩に会いやすくなりました。最初のほうは誘いを受けたら会うようにしていましたが、これも徐々に辞めていきました。
理由は金銭的・精神的安定を保つためです。金銭的には交通費や食費が上乗せされてしまうという点。精神的には人と会うことでの焦りや不安が増大してしまうという点です。
職場の方とお会いすると、「早く会社に戻らなくちゃ」「早く治さなくちゃ」という気持ちが強くなりました。会った日の夜は寝れずに過ごすこともあり、精神が不安定な日々が続きました。
友人と会うことには抵抗があり、「うつ病だと知られたくない」「当日体調が悪くなっていけなかったらどうしよう」などの不安もありました。お金もかかるし、精神的負担が何より大きかったので無理して人と会うことはなくなりました。
ただ恋人だけは例外です。無理せずわがままも言えましたし、うつ病への理解も深かったため時々会っていました。休職中に引きこもってばかりでは気分転換になりません。誰かと会うのであれば、自分が安心してムリなく会える方だけに限定するのはおすすめです。
メルカリで商品の売買をする
休職中「自分で稼げるようになりたい」と思い、フリマサービスのメルカリを始めました。いらないものを売り、そのお金で欲しいものを安く手に入れるようにしていました。
メルカリで出品されているものはお店で買うよりも安く手に入れられることが多いです。また、外に出ずとも注文ができるので体調の波がある私にとっては大変ありがたい存在でした。
自分でお金を作ることができるのは小さな自信にもつながりました。「どうすれば早く買ってもらえるのだろう」「どうすれば綺麗に包装できるのだろう」と考える時間はある種の趣味のようで楽しかったです。
メルカリを使えば欲しいものを安く手に入れらるので節約になります。また、自分のいらないものを売って得た利益と交換することで、実質財布の負担は0でほしいものを手に入れられたのです。
まとめ
本日は私が休職中に行っていたお金の節約方法について3つ紹介いたしました。
・実家に戻る
・人と会わない
・メルカリで商品売買をする
これらはただ節約をするため、というより自分の精神的な安定のためでもありました。
実家に戻ることで家事の負担を減らし、治療に専念できたこともそうですね。人と会わないようにすることで「自分のやりたいこと」と向き合い、今後のキャリアに対する迷いも消していきました。
そしてヒマな時間はメルカリでいらないものを売り、趣味をまったり楽しむ時間に充てていきました。私が休職中に取り入れていた節約方法は以上です。1つでも取り入れられるものがあれば幸いです。無理せずゆっくり過ごしてくださいね。
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