働き方改革の休日増加は「豊かな人生」になるのか

2019年6月7日

働き方改革で休日を増やすことで「豊かな人生」を歩めると政策で唱えられていれるようですね。正社員時代は月22日間働いていました。最後の1年は本当に出勤するのが苦痛でした。仮に休日があと2日増えたからといって、果たして豊かになったかどうか?だってそれでもまだ、苦痛な時間の方が多いのです。
好きなことを・好きな場所で・好きな時にしたいとフリーランスになりました。一番の不安材料は「お金」の問題ではないかと思うのです。なにせ一番太いパイプの安定した賃金を失うからです。息をするだけでも毎月数万円のお金が必要な世の中ですし。
何とかなるでしょう!というにはあまりにも安易すぎて危ないし、かといっていつも「お金」の心配ばかりをしていたら理想の暮らしはできません。
 
小学生の頃、近所の神社が遊び場でした。毎日お小遣いをもっていき近くのお店で季節のおやつを買い食するのが楽しみでした。たこ焼き、お好み焼き、夏はひんやりゼリー、冬はおでん。自宅の一部を改装したお店は、いつも地元の子供たちでにぎわっていました。今から思えばあの時代の大人はお金を生み出す力が今よりも優れていたのではないかと思います。中学生になれば、通学路でおばちゃんがたこ焼き屋さんをしたり、学校の近くには100円ラーメンのお店もできました。部活帰りの女子生徒の心をグッとつかんでいましたね。
どれも、少ない資本で無駄なく自分の力でお金を生み出していました。コンビニがなかった時代はちょっとした知恵でお金を生み出せていたのです。洋裁や和裁の腕があれば仕事になったし、うちの母も自宅にミシン部屋をもち内職をしていました。みな自分の得意なことでお金を生み出す力があったのです。
 
例えば、月収30万円の人が会社を辞めるといきなり収入は「0」になりますが、いくつかの収入を組み合わせて30万円を稼ぐ人なら1つパイプが無くなっても残りのパイプで何とかなる。たとえ一番太いパイプを無くしたとて、「0」ではない。この「0」ではないというのは「お金の不安」を少なくします。
発信することで、人生の道が開け、「お金のパイプ」を増やすことに成功しました。気が付くと細いながらも「お金のパイプ」は増え5、6個になっていたのです。
自由な生活を選択できたのは自分でお金を生み出せていたことと、子供の頃に見ていた働く大人の姿があるのかもしれません。
私の友人はパートと内職をして20万円以上収入を得ているそうです。パートなので自分の時間を優先できる、長年の内職はベテランとなり率のいい仕事を優先して回してもらえるそうです。積み重ねた経験が信頼を生みがお金になる!すごい人間力だと感心しました。
 
人生100年の時代、一つの所で働いてそれなりにお給料を得ている人でも、定年になれば収入は激減。それからの人生は長いです。そういった時に、自分の得意なことでお金のパイプを増やすことができていたら、人生における選択枝は増えるのではないかと思うのです。
人生の豊かさとは単に働く時間が減ることでは得られない。そんな単純なものではないと思うのです。
結局のところは自分の幸せの定義は自分にしか分からないし、幸せを感じるのは自分の物差しだと思うのです。どのように働き、お金を得て、何に幸せを感じるのか、この機会に考えてみてはいかがでしょう。

この記事のライター

中道あん

Ameba公式トップブロガー。「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。https://ameblo.jp/aroundfifty50/
45歳で再就職し自立。2男1女は成人し、要介護2の実母は有料老人ホームで暮らす。同世代の女性に向け日々の暮らしのあれこれをブログに綴り、実りある人生を歩んでいけるようなライフスタイルを発信。著書に50代、もう一度「ひとり時間」(KADOKAWA)。
2019年2月フリーランスに転身。Eittoness美人のブログ塾やセミナー、Eittoness美人be塾を開講。https://peraichi.com/landing_pages/view/eittoness

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