秋だというのにいつまでも薄着でいいくらい。寒さ知らずで11月を迎えました。そんなとある朝は昨日までとはちがう寒さで目が覚めました。あら、やっと寒くなってきたのかと。決して寒さが得意なほうではありません。むしろ苦手な方で出不精になったり気分も落ち込みやすい。なので、寒さに負けないようしっかりと自分のご機嫌をとるようにしたいと思っています。そんな冬支度を始めています。
こんな日にはお気に入りのカシミヤセーターで!とこの秋初めて袖を通して朝の散歩に出かけました。顔には朝の冷たい空気があたり、けれど体はポカポカと暖かい。「やっぱりカシミヤはいいなぁ。」と気分が上がりました。残念なことに犬が散歩中に公園のグランドで寝転がり、砂ぼこりまみれに。家に戻ると直ぐに風呂場で汚れを落とすことになりました。せっかくのセーターが汚れてしまわぬように脱いでハンガーにかける。セーターにサクッと洋福ブラシをかけて砂ぼこりを落とします。このひと手間、面倒臭いと感じるかもしれませんが、自分にとっては好きなモノを丁寧に扱う時間そのものが心地よいのです。これからの乾燥する冬に役立つのが洋服ブラシです。
寒さや冬特有のどんよりが苦手だからこそ、小さな幸せを大切にする。手間をかける時間を楽しむ季節です。秋のはじめにお気に入りのボディミルクを購入しました。寒い季節はどうしても肌が乾燥しやすいのです。湯上りにボデイミルクで肌にうるおいを与え、その香りに包まれながら眠りにつく。お部屋にアロマを炊いてもいいかもしれません。人それぞれ自分のやり方で寒さで縮こまりがちな体と心をリラックスす方法を見つけるのもいいですね。
今年の2月に会社員を辞めてたのでほとんど家が仕事場です。実はわが家はとても冷えるのです。家族が揃う夜にはガスファンヒーターとエアコンのをフル稼働して暖をとります。ですがそれを日中もすると高熱費がとんでもないことになります。お気に入りだったクリッパンのひざ掛けは犬にかじられ穴ぼこだらけ。こちらは犬用にして自分専用のものが欲しくなりました。ひざ掛けにしようか、カシミヤのストールを奮発しようか少しワクワクした気分で思案中。冬に向けて支度をするのも楽しいものです。
お昼はもちろんひとりなのですが、仕事が一段落をした休日。ワインとチーズ・パスタを作ってひとり飲みをしました。小さな土鍋で豚しゃぶしゃぶを作り日本酒を楽しんだりする日もあります。うっかり飲み過ぎてそのまま昼寝をすることも。そんなのんびりムードになるのも秋から冬のおこもり気分のおかげかもしれません。
以前なら、昼間からお酒なんて非常識だと我慢していました。そんな固定観念よりも、ささやかなことで喜びを感じられるようになることのほうがよっぽど大事だと思うように。毎日小さな幸せを感じて、自分だけの幸せな冬の風景を見つけたいですね。
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苦手な冬をご機嫌に過ごす幸せを見つける方法
2019年11月10日
この記事のライター
中道あん
Ameba公式トップブロガー。「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。https://ameblo.jp/aroundfifty50/
45歳で再就職し自立。2男1女は成人し、要介護2の実母は有料老人ホームで暮らす。同世代の女性に向け日々の暮らしのあれこれをブログに綴り、実りある人生を歩んでいけるようなライフスタイルを発信。著書に50代、もう一度「ひとり時間」(KADOKAWA)。
2019年2月フリーランスに転身。Eittoness美人のブログ塾やセミナー、Eittoness美人be塾を開講。https://peraichi.com/landing_pages/view/eittoness