会社員とフリーランスの決定的な違いは、お金の入り方ではないかと思うのです。会社員は労働力を提供する代わりにお金(給料)をもらう。私の場合正社員でしたので、毎年ほぼ年収は変わりませんでした。例えば、有給を目一杯取ったとしても、給料を減らされることはありません。安定してお金が入ってきます。
一方、フリーランスは自営業者です。お金を自分で稼いでいる状態。自分が動かなければ収入はゼロになる。万が一大きな病気や事故で動けなくなったら、大変なことになると想像できました。なのでフリーランスの自分にとって「留まる」「滞る」「止まる」という言葉は終わりお意味するように感じています。
おかげ様でカラダは健康ですし、会社員時代のようなストレスもなく好きな仕事を存分やっています。気を付けていることは何よりも、ものごとを留まらせないようにすること。人のカラダに流れる血もサラサラの状態だと健康ですがドロドロだとカラダのあちこちに不具合が生じますよね。それと同じで、氣の流れを良くして日常を送り仕事をすること。その為に、手放した悪い習慣があります。
事務作業が苦手なせいもありますが、銀行や役所にいくのが面倒臭いのです。役所でやらなきゃいけない手続きはいつも期限ぎりぎり滑り込みセーフ。そして、振り込みなどの支払いが遅いこと。キャッシュレスの時代とはいえ、銀行振込や納付書払いをすることは少なくありません。税金などがそうですが、締め切り日までに期間がたっぷりとあります。ついつい明日、また明日と先延ばしになり、気が付けば忘れてしまい、あわててコンビニに駆け込み支払うという悪い習慣。その時の気分はとても悪いもので、いつもなんでもっと早く払いに行かないんだと反省していました。
期限ギリギリまで支払いをしない理由は、心のどこかに「できるかぎりお金を離したくない」という潜在意識があるからだと思うのです。しかし、いつか支払わなくちゃいけないお金を持っているというのは借金を抱えているのと同じだと思うようになりました。
氣の流れをよくしたければ、お金の流れをよくすること。逆もしかりだと思うのです。振込依頼がきたらその場で処理をするようになりました。ペイジーマーク付きの納付書ならスマホでサクッと支払えます。ネットバンクがあれば、ATMやコンビニに行かなくても支払える。すると気分もすっきり気持ちも良くなります。支払えた喜びと、感謝の気持ちをのせてすぐに支払えば、出で行くほうのお金も気分が良いでしょう。支払うべきお金を留まらせないことで、氣の流れが滞ることなく運気も上がるのです。
お金の面で不安定なフリーランスだからこそ、気持ちよく使い、お金の流れを良くしたい。習慣づければお金を手放すことへの抵抗もなくなってきました。たかが支払いなんて思うかもしれませんが、だれもが多少は抱えるお金の不安。日常の小さな不安な気持ちが、願わない現実を作りあげてしまうのではないでしょうか。ぜひ、支払いなどのお金は、気持ちよくすぐに支払う習慣に。
支払いのお金は気持ちよくすぐに支払う習慣に。
2020年1月22日
この記事のライター
中道あん
Ameba公式トップブロガー。「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。https://ameblo.jp/aroundfifty50/
45歳で再就職し自立。2男1女は成人し、要介護2の実母は有料老人ホームで暮らす。同世代の女性に向け日々の暮らしのあれこれをブログに綴り、実りある人生を歩んでいけるようなライフスタイルを発信。著書に50代、もう一度「ひとり時間」(KADOKAWA)。
2019年2月フリーランスに転身。Eittoness美人のブログ塾やセミナー、LIFE SHIFT-BLOG LESSON を開講。https://eittoness.com/onlinesession-blog/landing_pages/view/eittoness