
FXを始めると、「FXトレードに長い時間を費やし、一生懸命に取り組んでいるのに、結果が出ない。才能ないのかしら?」と思ったことがあるのではないでしょうか?努力しているのに、結果が出ないと自信喪失にもつながります。
例えば、「買いエントリーしたら下がる」、「売りエントリーしたら上がる」といったことが頻繁に起きると、「なんでなの?」と怒りがわいてきたり、やけくそになったりします。
これは、自分が相場にもてあそばれ、振り回されている状態です。自分がコントロールできないことに対して、感情をぶつけてみても時間とエネルギーの無駄です。
相場はコントロール出来ないので、自分がコントロールできること、つまり「エントリータイミング」や「エントリーするかしないか」に集中すべきなのですが、いつの間にかその大事なことを忘れてしまうことがありますよね。
コントロールできるのは自分
ポジションを持つか持たないかは、自分が決めれるって、素晴らしいことですよね。誰からもエントリーを強制されないのですから!下降トレンドで買いポジションを与えられて、「利益出しなさい」っていうむちゃぶりもないわけです(笑)。
ということは、自分の判断で優位だと思えるところでエントリーできる自由がある、エントリーしない自由もある。そう考えれば、リラックスした気分でポジションが取れて、結果、利益が望めそうなところでだけ、エントリーできるのではないでしょうか?
自由と言えば、利確や損切りも好きなようにできますよね。相場が、「もう、利益が出たから、利確しなさい。」って命令もしてこないし、「含み損が大きいから、もう切れないよね。損切りしないで頑張りなさい。」とも言いません。
エントリーした後のトレード結果をコントロールすることはできませんが、利益をどこで確定するか、損切りをどこに入れるかはすべて自由で、コントロール出来ることですね。
それから、どの時間軸でトレードするかも、自分でコントロールできます。ゆっくりトレードしたければ、長期のチャートでトレードしたらいいし、毎日トレードをしたければ、デイトレードやスキャルピングをすればいいわけです。相場が「5分足チャートでトレードしろ!」とも言わないので、自分のペースもコントロールできます。
トレードで勝つ方法もコントロール
どういう場面でトレードの利益を出していくのかも、自分がコントロールできます。上昇相場、下降相場、レンジ相場、どこでも利益を出すことは可能ですが、だからといって、むやみに売り買いはしないはず。
どういったインジケーターを使うか、それも人によって使いやすいと感じるものもあれば、使いにくいと思うものもあります。どのような方法を使って、相場で利益を出していくか、どのように相場に臨むかは、コントロールできると考えれば、相場に翻弄されることも減っていくと思います。
つまり、ポジションを持ってから何が起きるかはコントロールできないけれど、起きることに対する自分の行動、考え、感情はコントロールできるわけです。勝ちが続けば天狗になり、負けが続けば自分はダメ人間だと責めたりするような感情が出てきて、気持ちをコントロールできないと、トレードもコントロールできなくなることがあります。
損失の多いトレードを繰り返したら、「そのトレードは自分をコントロール出来なかったから損失になった」のか、「自分の手法通りにトレードしたのに損失が出たのか」を、きっちり分けることが大事です。
まとめ
相場は、あなたを貶めようとか全財産を取り上げてやろうと思って動いているわけではないのに、相場がとても意地悪に感じたら、それは自分の頭の中でそういった思考と感情を作り上げているんですね。
実は、FXトレードにおいて、かなりのことが自分でコントロール出来るということを自覚すれば、もう少し落ち着いた気持ちでトレードに取り組むことができるのではないでしょうか?
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