3月は1年で最も為替が動く月。3月月末はビッグデー

2020年3月16日

3月のドル円相場は最も為替が動く

3月のドル円アノマリーについてお話します。3月のドル円相場の特徴ですが、
”1年で最も為替が動く月”
と言われています。
こちらが過去20年間のデータです。
3月のドル円暴落状況&月間値幅と順位⇣

3月の月別平均値幅は5.13円。
つまりどういうことかというと、ドル円の今週の最安値は月曜日に記録した107.35円。
約5円動くことを考えたら、上値は112円程度まで見込めるということ。
先月の最安値107.50−最高値112.22円がちょうど5円幅程度なので、
サポート、レジスタンスとして機能する可能性が高いです。
ただ、これが直近20年ではなく、10年平均(2010−2019年)の場合だと値幅平均が3.83円。
12ヶ月のランキングも、2000年-2010年までと比べると、
1位になるケースが少なく、やや見劣りする結果となっています。
なので、ざっくり3-5円ぐらいが値幅のターゲットと考えておくといいかもしれません。

3月最終日は相場が読みづらい

ちなみに3月が動く要因としては、日本企業の決算期。
決算期末と重なるため、取引が手控え気味になり、値が荒れることが多いといいます。
一番動く日は、3月の最終日。
”為替のビッグデー”
と呼ばれ、1年で最も相場が動く日と言われているそうです。
3月の最終日は年度をまたぐ特異日となります。
決算期末という製薬から開放されることによって、資金が大量に動く。
というのが大相場の原因の1つになるんだとか。
私も毎年3月の最終日は注目しているのですが、
本当に予測不可能なんですよね。
大きなトレンドになるかとおもいきや、
ダマシだったり。本当に読みづらい。
春相場全体の特徴として、方向性が定まりにくく、
アップダウンを繰り返す激しめのレンジ相場になりやすい!!
と言われています。相場が荒れている割には、結局方向感なし。
テクニカルが思うように機能しないケースも多いです。
気が抜けないのが3月です。

3月のアノマリーのまとめ

・1年でもっとも値幅が大きい月である
・3−5円幅で動く可能性大
・3月最終日はビッグデー。予測不可能な動きに
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この記事のライター

sarah

FXトレーダー・コラムニスト
2005年からFXトレーダーとして米紙ウォールストリートジャーナルやテレビ東京『ガイアの夜明け』等取材を数多く受ける。FX、仮想通貨(ビットコイン)のコラムニスト。現在は米国で子育て中。著書「わたし、すっぴんジャージで億を稼いでます」(幻冬舎)
【ブログ】「FXトレーダーSarahのFX日記」
【twitter】https://twitter.com/sarahfx1

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