
「不動産投資に興味はあるけれど、資金が足りない…」
「マンションやアパートを買うのはハードルが高い…」
そんな方におすすめなのがJ-REIT(不動産投資信託)です。J-REITなら、月100円という少額から不動産オーナーのような投資を始めることができます!
今回は、J-REITの基本から3つの投資スタイルまで、賢い活用方法をわかりやすく解説します。あなたに合ったJ-REITの活用法を見つけて、不動産投資の第一歩を踏み出しましょう!
次の動画では、より詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
Contents
J-REITとは?実物不動産投資との違い
REIT(不動産投資信託)とは?

REIT(RealEstateInvestmentTrust)とは、投資家から集めた資金を使って、オフィスビルや商業施設、マンションなどの不動産を運用する投資信託です。その収益の多くを投資家に分配する仕組みになっています。
中でも、日本のREITはJ-REIT(ジェイリート)と呼ばれ、東京証券取引所に上場しており、株式のように売買できるのが特徴です。
実物不動産投資との違い

実物不動産投資:マンションやアパートを購入して賃貸収入を得る(まとまった資金が必要)
J-REIT投資:少額から投資ができ、複数の不動産に分散投資が可能
J-REITなら、不動産を買う資金がなくても、気軽に不動産投資のメリットを享受できるのです!
J-REITの3つの投資方法
J-REITを活用する方法は大きく分けて3つあります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った投資方法を選びましょう!
①J-REITを個別に買う
J-REITは株式と同じように証券取引所で個別に売買できます。
たとえば、商業施設を運用するREITや、オフィスビル中心のREIT、住宅系のREITなど、さまざまな種類があり、自分の好きな不動産セクターを選んで投資できます。
■ メリット:自分で銘柄を選べる、高配当のものを狙える
■ デメリット:分散投資しにくい、ある程度のリサーチが必要
【こんな人におすすめ!】
・特定の不動産ジャンルにこだわりたい人
・高配当のJ-REITを個別に選びたい人
②東証REIT指数に連動したETFを買う
「J-REITを1つずつ選ぶのは難しそう…」という方には、東証REIT指数に連動するETF(上場投資信託)が便利です。
J-REIT市場全体の動きに連動するため、1つのETFを買うだけで幅広いJ-REITに分散投資ができるのが最大のメリットです。
■ メリット:分散投資が簡単、手間が少ない
■ デメリット:個別のJ-REITほど高配当は期待できない
【こんな人におすすめ!】
・個別のJ-REITを選ぶのが面倒な人
・リスクを抑えながらJ-REITに投資したい人
③REITファンドを買う
ETFよりもさらに手軽にJ-REITに投資できるのが、投資信託(REITファンド)です。
REITファンドでは、運用会社が複数のJ-REITを組み合わせて運用するため、投資家は銘柄選びの手間が不要です。また、投資信託なので積立NISAを利用してコツコツ積み立てることもできます。
■ メリット:少額から積立投資ができる、手間がかからない
■ デメリット:信託報酬(運用コスト)がかかる
【こんな人におすすめ】
・少額からJ-REITに投資したい人
・長期の資産形成を考えている人
【まとめ】J-REITの賢い活用方法
J-REITは、少額から不動産投資ができる便利な金融商品です。投資方法には以下の3つがあります。
✅個別のJ-REITを買う→高配当を狙いたい人向け
✅東証REIT指数連動のETFを買う→手軽に分散投資したい人向け
✅REITファンドを買う→積立投資でコツコツ増やしたい人向け
自分に合った投資スタイルを選び、J-REITを活用して資産形成を進めていきましょう!

ファイナンシャルアカデミー認定講師/ファイナンシャルプランナー/相続診断士
大手証券会社で資産運用業務に従事する中、顧客目線の中立的な金融経済教育に意義を感じファイナンシャルアカデミーに参画。専門知識と親しみあるキャラクターを活かし、授業のみならず各種メディアでも活躍中。