2025年版!新NISA枠を無駄なく活用するための【年内使い切りスケジュール】徹底解説

2025年12月16日


新NISA2年目、年末の投資戦略

2024年からスタートした新NISA制度は、早くも2年目の年末を迎えました。非課税保有期間が無期限化されたとはいえ、年間投資枠を最大限に活用したい方にとっては、今年の枠(つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円、合計360万円)を年内に使い切ることが目標となります。

特に年末に近づくと、注文の集中や証券会社の処理の関係で、駆け込み注文が間に合わなくなるリスクが高まります。年内に買い付けを完了させ、年間投資枠を最大限に活用したい方にとって、実際に資産が自分のものになる「受渡日(うけわたしび)」を意識したスケジュール管理が不可欠です。

この記事では、2025年12月上旬(12月8日~12日)の市場動向を振り返りつつ、年内のNISA枠の使い切りを希望する方に向けた具体的なデッドラインについて解説します。

2025年12月上旬の金融市場を振り返る

2025年12月8日からの週(12月8日~12日)の金融市場は、米国の金融政策、特にFRBの利下げペースに対する市場の期待と現実のギャップが焦点となりました。

🇺🇸 米国:FOMCで3会合連続の利下げ決定

  • FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果: 12月9〜10日(現地時間)に開催されたFOMCで、政策金利を0.25%ポイント利下げし、誘導目標レンジは3.50~3.75%となりました。これで3会合連続の利下げとなります。
  • 市場の反応: 利下げ自体は市場の予想通りでしたが、FRBのパウエル議長が会見で、利下げ後の金利水準が「(景気を加速も減速もさせない)中立金利の妥当な推定範囲内」に入ったと発言。これは、次回以降の追加利下げに対して慎重な姿勢を示唆するものと受け止められました。
  • 今後の焦点: 市場の注目は、FRB議長交代(来年5月)後の追加緩和の可能性や、2026年の利下げ回数に関する見通しに移っています。

🇯🇵 日本:日銀会合への高い関心

  • 為替市場: FOMCで米国の利下げが確認されたことでドルが売られ、日銀による今後の利上げ観測も相まって、円高が進む状況となりました。
  • 株式市場: 市場は、直後に控える日銀金融政策決定会合の結果を待っており、大きな方向感の出にくい展開となっています。

2025年12月15日からの週の注目ポイント:日銀の「中立金利」発言に注目

2025年12月15日からの週は、年末の相場を決定づける可能性のある重要なイベントが集中しています。

🇯🇵 国内:日銀金融政策決定会合

予定日 発表・イベント名 焦点
12/18-19 (水-木) 日銀政策金利決定会合 金利を「維持」するのか、それとも「利上げ」に踏み切るのかが焦点です。特に、植田総裁から今後の金融政策の方向性を示す「中立金利」に関する言及があるかどうかが、為替市場・株式市場の最大の関心事となっています。

🇺🇸 海外:年末に向けた指標

予定日 発表・イベント名 焦点
12/20 (金) 消費者信頼感指数(12月) 米国の消費者の景況感を示す指標です。景気過熱感や減速リスクを判断する上で重要です。

【最重要】新NISA枠を年内に使い切りたい方へ

2025年の最終営業日は、多くの金融機関で12月30日(火)※となる見込みです。
年内のNISA枠を使い切りたい場合、非課税枠が適用されるための受渡日が「12月30日(火)まで」に完了している必要があります。

※最終営業日に関する注意点
金融機関によっては例外的に年明けまで休業する場合や、インターネット取引の受付時間が通常と異なる場合があります。NISAの受渡日を確実に年内に間に合わせるため、必ずご自身が利用されている証券会社の「年末年始の営業スケジュール」および「NISA買付の最終受付時間」を事前に確認してください。

🗓 株式(成長投資枠:国内株)のデッドライン

国内株式は、買い付けの注文が成立した日(約定日)から2営業日後に決済が完了します。この「約定日から2営業日後」が年内である必要があります。

  • 年内受渡完了日: 12月30日(火)
  • 年内最終買付の目安:12月26日(金)
資産 受渡期間 年内買付の最終期限
株式(国内株) 約定日から2営業日後 12月26日(金)取引時間内
(証券会社の最終受付時間に注意)

🗓 投資信託(つみたて・成長投資枠)のデッドライン

投資信託は銘柄や取引市場によって決済(受渡)にかかる日数が異なり、株式よりも長くかかる傾向があります。スポット買付で残りのNISA枠を使い切りたい方は、以下の期限を参考にしてください。

銘柄例 受渡にかかる日数
(目安)
2025年 年内買付の最終期限
オルカン
(eMAXIS Slim 全世界株式など)
約定日から5営業日後 12月23日(火)頃まで
S&P500
(eMAXIS Slim 米国株式など)
約定日から4営業日後 12月24日(水)頃まで

💡 注意点:上記のスケジュールは、2025年の営業日(土日休場)に基づき計算されています。年内の枠を確実に使い切りたい方は、注文の集中や証券会社ごとのルール変更のリスクを考慮し、必ずご自身が利用されている証券会社の年末のNISA買付スケジュールを事前に確認し、資金の用意も含めて余裕をもって手続きを行うようにしてください。

まとめ|2025年の新NISA枠を後悔なく使うために

項目 ポイント
年間投資枠  360万円(繰越不可)
非課税判断基準  約定日ではなく「受渡日」が年内であること
国内株式の目安  12月26日(金)取引時間内(証券会社の締切に注意)
投資信託の目安  12月23日〜24日頃まで(銘柄による)
最も重要なこと  実際の締切は必ず利用中の証券会社で確認

ご自身の新NISA枠の残りを確認し、年内に枠を有効活用したい方は、最終期限に間に合うよう、早めの手続きをおすすめします。

この記事のライター
読む「お金の授業」編集部
読む「お金の授業」編集部
読む『お金の授業』では、節約から投資まで、お金に関するさまざまなテーマのコラムを、わかりやすく・楽しく発信することに日々奔走中。誰もがお金と正しく付き合うための教養を身につけ、豊かな人生を送るためのヒントを提供しています。

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