世界一研修。未来のお金をつくるヒントは?竹中平蔵氏のメッセージ。

STAFF BLOG

世界一研修、第3回目。2月17日におこなわれた「お金の教養フェスティバル2018」竹中平蔵氏の講演の録画が放映されました。

フェスティバル当日、社員は裏方役。講演をじっくりと聞くチャンスがありません。

竹中平蔵氏の講演は、今後の日本の歩み方を考えるためのヒントになると来場者から毎回好評です。「世界一お金の教養が高い社員がいる会社」を目指すわたしたちにとっても、聴講すべきお話のひとつです。

真剣にメモを取る社員

今回のフェスティバルのテーマは、「未来のお金のつくり方」。世界で起こる第4次産業革命の流れの中、日本の歩むべき方向を示唆する講演内容でした。

第4次産業革命の柱は、ビックデータとAIなのだそうです。
日本は、第4次産業革命の競争で残念ながら先進国の背中を見て進んでいるとのこと。その国家間の競争でトップランナーになるための2つの重要なポイントを、竹中氏は示しました。

「教育の力」
「社会の変化に合わせ制度を柔軟に対応させていく力」

「教育の力」に関して、今各国が注目するリカレント教育(生涯学習)が取り上げられました。変化する社会環境に適応すべく、社会人になってからも生涯に渡り学びつづけることが必要、とのこと。リカレント教育により、多くの方が新たな知識を身につけ、成長分野の担い手になることができます。

「社会の変化に合わせ制度を柔軟に対応させていく力」においては、「規制」が多い日本の状況を指摘し、新しいテクノロジーの発展を阻害しない制度変更を柔軟におこなう必要性を強調しました。

2年後の2020年東京オリンピックは、第4次産業革命の推進にはずみをつける絶妙なタイミング。第4次産業革命の時代に、主導的な役割を日本が担う。これが、日本のそして私たち個人の「未来のお金」を左右することになる。そんな気づきを得られた貴重な講演でした!