会社員としては
待ち遠しい
週末や連休。

遊びますか? 学びますか?

今では一般的になりつつある、会社員の「週休二日制」。
日本の企業で公式に週休2日制を導入したのは、松下電器(パナソニック)で、昭和40年だったそうです。

当時の新聞記事によると、松下幸之助は、
ただ単に社員に楽をさせようと週休2日制にしたわけではありません。
週休1日では、ひたすら働くだけで、能率が上がらない。
文化的な生活も楽しむことで心身ともにリフレッシュし、
残りの5日で集中して働き、効率のよい生産活動をしよう、という意図があったようです。
また、松下幸之助は、ただ2日間寝て過ごすのではなく、
1日は休み、1日は自己研鑽の時間に充てるようにという指針も示したようです。

そこから約50年。現代の会社員はきちんと休日を自己研鑽にあてられているのでしょうか。

一般的な長期休暇の過ごし方は?

世の中の人は長期休暇や大型連休をどう過ごしているのでしょうか。
休みの過ごし方に関するアンケート調査の結果を見ていきます。

「大型連休の過ごし方」に関するアンケートのグラフ 出典:インターワイヤード「大型連休の過ごし方」に関するアンケート(2019年4月)

自宅で過ごす人が多いですが、
イベントごととしては
「買い物」や「旅行」がメジャーのようです。

11.3%趣味や勉強、
普段できないことに
チャレンジする

一方、休暇を休息や遊びではなく「勉強」などの自己研鑽・スキルアップに使っている人も10%程度存在します。

学びの内容は
人生に役に立つものですか?

人生100年時代や第4次産業革命を背景に、
社会人の間でリカレント教育(学び直し)への関心が高まっています。
厚生労働省の「平成30年版 労働経済の分析−働き方の多様化に応じた人材育成の在り方について」
によると、社会人の20%〜50%は何らかの自己啓発を行っているそうです。 では学びの目的と内容について深掘りします。

【学ぶ目的とは】

学ぶ目的とはのグラフ。傾向は以下 出典:平成30年版 労働経済の分析−働き方の多様化に応じた人材育成の在り方について

ビジネスや将来のキャリアアップ、
または趣味や教養など
豊かな生活のためという意見が目立ちます

【学ぶ内容とは】

学ぶ内容とはのグラフ。傾向は以下 出典:D2C EdTech Smart Lab「社会人の学びに関する意識調査」(2015年11月)

英語を学ぶ人が多いですが、
2位に会計やファイナンスが
ランクインしています

英語がメジャーな勉強内容ですが、政府の「貯蓄から投資へ」という方針も受けて、
ファイナンスなどの「お金に関する勉強」が徐々に増えているようです。

英語やプログラミングなど一部の職種や場面で使えるスキルと異なり、
お金の知識は日常生活で幅広く活用できます。
また、今現在だけではなく老後まで一生使える知識となります。

お金の勉強をするとどのような変化があるのでしょうか。

数日間の学びで、
この先の人生に大差が出る

お金の勉強をして、金融リテラシーが上がると、当然資産額の増加や家計プランの安定につながります。
さらに中長期な観点で考えると、資産額は「人生の満足度」にも影響を与えるという調査データもあるのです。
身近な家計や買い物から子供の教育費、親や自分の介護費用など、
お金は一生ついてまわるものなので、うなずけるデータです。

Question あたなたは、あなたの人生に対して
どの程度満足していますか。
「とても満足している」を10点、
「とても不満だ」を0点とすると、
何点くらいになると思いますか。
各分野と総合的にみた
人生満足度について回答してください。
(全体n=21,409)

【金融資産階級別|人生満足度】

金融資産階級別|人生満足度のグラフ 出典:野村アセットマネジメント「金融ジェロントロジーと人生満足度調査」(2018年6月)

貴重な休暇という時間を、一過性の「遊び」に投じるか、
一生使える「学び」に投じるか。
この選択の差の影響を旅行を例にして考えてみます。

  2019年の休暇   2020年の休暇   2021年の休暇

「遊び」
に使った
場合

旅行に
資金投入

「去年は
楽しかった
なぁ…」

「また旅行に
行きたいけど
お金がない…」

「学び」
に使った
場合

学びに
資金投入

資産運用で利益を得る

旅行に
資金投入

資産運用で利益を得る

さらに
豪華な旅行に
資金投入

この休暇でお金の勉強に投じたコストは、
今後の人生でお金を生むための知識につながります。
結果的に毎年の休暇で好きなことをできるお金を生む可能性があるのです。
一生使える「お金の知識」をこの休暇で学びませんか。

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