はじめまして、ストックフォトクリエイターの夏夫です。でも、ストックフォトって何?多くのみなさんはそう思われるかもしれません。ストックフォト(Stock Photo)とは、主に出版、広告関係の制作会社が、メディアで使ってみたい素材を使用料を支払って購入する写真素材のことです。
出版、広告関係の会社にすれば、カメラマンを雇って、撮影して、という手間と時間と費用を節約できるというメリットがあります。もちろん、個人で「この写真いいなぁ、ブログに使いたい」と購入する方もいらしゃるかもしれません。
ストックフォトが購入、ダウンロードされると、その写真のクリエイターにも使用料が支払われるという仕組みです。
本業は普通のサラリーマン、副業はフォトクリエイターに
私がストックフォトクリエイターとして登録しているPIXTA(ピクスタ)というサイトは、2018年4月現在の素材数が3200万点以上、クリエイター数は25万人以上という日本では最大のストックフォトサイトです。
私の場合、PIXTAに登録したのは2015年6月1日。現在の登録素材数は5500点以上あります。5500点というとかなり多い数字に思われるかもしれませんが、ベテランになると数万点の素材を登録していて、本業として稼いでいる方もいらっしゃいます。
そんな方に比べれば、私などはまだまだ駆け出しで収入面でもお小遣いレベル。でも、好きな写真を撮って、登録しているだけでいつのまにかそれが収入になっているという楽しさは格別です。もちろん、本業はごく普通のサラリーマンです。
写真の登録は、制限数 上限10枚から月250枚にアップ!
PIXTAに登録した最初の6月は、登録可能枚数は10枚。そうなんです、登録できる写真の枚数は制限されていて、最初は10枚で次第に枚数が増えていきます。
7月、8月の登録可能枚数は同じく10枚で、その後2015年9月からは20枚にアップ。そして、年が明けた2016年1月には登録可能枚数は一気に100枚にアップしました。
こりゃ、本腰入れないと登録枚数に達しないかもしれないと思っていた矢先の翌月2月半ばには、「登録可能枚数が250枚になりました」というメールが届きビックリ。いきなりの250枚へのアップです。
それだけ私の写真を評価していただいたのだと思うと、頑張らざるをえないという状況で、現在でも毎月の登録可能枚数は250枚で継続しています。
ただし、登録した写真すべてが採用される訳ではなく、審査の結果不採用となる場合もあります。私の場合、採用率でいうと約8割といったところでしょうか。
最初の月に登録した、思い出の作品「スイートバジル」
そんなPIXTAに最初の月に登録した写真の中から選んでみた作品は、こちら。自宅で栽培していたスイートバジルの写真。この写真は、実際にご購入いただいています。
最初の頃は、ストックフォトとして使ってもらえる写真って、いったいどんな写真だろうと試行錯誤の状態でした。ストックフォトに使える素材はないかなと、街を歩くときも、あちこちキョロキョロしながら歩くクセがついてしまい、今でもそんな日々が続いています。はたから見たら、かなりの挙動不審者かもしれませんが(笑)。
そして、この写真は東京都足立区にある舎人公園(都立公園)で撮影した作品です。どこぞの高原で撮影したような写真に見えますが、都内の公園です。
同じく舎人公園の池にかかる遊歩道。
これは舎人公園内のベンチの風景です。これらの写真を撮影したのが2015年の5月。
これが、ストックフォト撮影に挑戦するぞ、と意気込んでいた第一歩の作品たちです。こうして、私のストックフォトライフがスタートしました。