
幸せ自作人こと島津信枝です。
耐え難いほどの暑い日が続いています。温室効果ガスの増加による地球温暖化が原因なのでしょうか。
もしそうだとすると温室効果ガスの排出量は当分増加するとのことですから、酷暑が毎年ひどくなって行くのかもしれないと想像すると空恐ろしい感じがします。
人生における大切な教え
ところで数年前にチンパンジーの研究で世界的に有名な動物学者ジェーン・グドール女史のトークイベントが東京で開催され、ひょんなことからこのトークショーに出席しました。
会の最後になごやかな質疑応答の時間がありました。私もジェーンさんが何と答えるか聞いてみたい事があり次のような質問をしました。
「人間は人間の部分と動物の部分があると聞いたことがありますが、ジェーンさんはそれぞれ何パーセントの割合だと思われますか」。ジェーンさんは「100パーセント動物です」と即答しました。
小学生の時の担任の先生が「人間は半分人間、半分動物」とおっしゃられて、良くは分からなかったのですが、妙に納得してしまった記憶があったからです。人間は、何か他の動物とはちがう特別な生き物とおごり高ぶって考えていたのかもしれません。
それに対してジェーンさんは「人間も100%動物なんだ。特別な生き物と考えるのは間違いだ」とおっしゃりたかったのではないかと思います。
言葉を話す動物(人間)が地球を住みにくくしているとすれば、他の動物にも地球にも申し訳ないことをしているわけです。
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世の中のために貢献していきたい
ジェーン・グドール女史の、現在の活動が記されたThe Jane Goodall Institute Japanのサイトから一部引用させていただきますと、
「私が今も静かな森の中で,チンパンジーという素晴らしい生き物達と平和に暮らしていると思っている人がたくさんいます。実際この森は私の心の大部分を占めています。しかしチンパンジーがアフリカ全土で数を減らしていることに気付いたとき,この森を去って,保護活動に身を捧げることを決心したのです。それ以来同じ場所に3週間以上とどまったことはありません。大好きなこの森にいられる時間もせいぜい2週間です。」
大好きなチンパンジー達と静かな森の中で過ごす幸せな研究生活から離れて、保護活動のキャンペーンのため世界中を飛びまわることを決意したジェーンさんの強さはとても魅力的でした。
ジェーンさんが行っているような立派な事は到底できませんが、私も人生の終盤を迎える中で、世の中のために少しでも何か貢献できればと願っています。
では、この辺で。