SNSから垣間見える人間関係の変化

2018年9月6日更新

幸せ自作人こと島津信枝です。
最近はSNSを使った人々の交流が盛んに行われています。それ自体に特に意見はないのですが、何となく違和感を覚えることもありますので書かせていただきます。

個人的な悩みをSNSに発信する時代


「SNSによって遠い人が近くなって、近い人が遠くになった」と聞くことがあります。私もFacebookやインスタグラムを利用していますのでその様に感じることがあります。
例えば頻繁に投稿する友人の文章を読んでいるとその人の生活や考え方が手に取るように分かります。自分自身の子供のこと以上に分かってしまいます。
SNSには個人的な育児の悩み、夫や親との関係の悩みなど様々なことが書かれています。
昔だったらこのように個人的な話は、親や兄弟、友人といったごく近しい人々に打ち明けて解決していたものでした。今は違うのですね。
見ず知らずの人も見ているサイトに平気で個人的な悩みを打ち明けてしまうのは驚きです。コメントを返す人が見ず知らずの人の場合もあります。
世の中変わったとつくづく考えてしまいます。
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衝撃を受けた投稿


最近びっくりしたのは、「私は母が好きではなく里帰り出産を止めようかと思う」という投稿を読んだときでした。
返事のコメントが「私も母といると疲れるから里帰り出産をしなかった」というので二度びっくり。
お産の時は実母や実家の家族に甘えて過ごすのが幸せと思っていた私は驚きました。残念ながら私の場合は母が病弱で里帰り出産が出来ませんでしたが、もし母が元気なら大好きな母に面倒を見てもらいたかったです。
「お母さんが好きではない」という言葉もショックでした。私の場合、人間形成の基盤は「お母さん大好き」から始まっているといっても過言ではありません。
子供の頃は「お母さんが死んだら私も死ぬ」と常々言っていたくらいです。病弱の母と過ごした子供時代の一番の恐怖は母の死でした。
大正生まれの母に育てられた昭和生まれの私と、昭和生まれのお母さんに育てられた平成時代を生きる人たちとは考え方や感性が違っていて当然かも知れません。
しかし、生き物としての最も基本的な関係である母子の関係が希薄になってきているとすれば、とても残念な事です。
「お母さんが好きでない」という人達が少数派であることを祈っています。
では 今日はこの辺で。

この記事のライター

島津 信枝

ファイナンシャルアカデミー「定年後設計スクール」修了
人形劇団くまさん 代表
日本ウニマ(国際人形連盟日本センター)会員
横浜市を中心に、人形劇フェスティバルや幼稚園や保育園等で公演活動を行う。
スウェーデン・マリオネット劇場付属学校に短期留学し、英国の代表的人形劇パンチ・アンド・ジュディの第一人者であった故パーシーフェイスJrと交流。人形劇団を主宰する傍ら、英語教室「くまさん英語教室」を運営し、英語教育の普及もライフワークとする。
人形劇団くまさん https://kumasan.yokohama/

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