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1銘柄たった「5秒」での投資判断。ファイナンシャルアカデミーの数ある中級ゼミの中でも年に4回、「特別な日」をめがけて開催されるゼミがあります。 それが「銘柄発掘トレーニングゼミ」。
銘柄発掘トレーニングゼミが開催される「特別な日」とは…… 『会社四季報』は、3・6・9・12月の半ばの3ヶ月ごとに発売され、定期購読をすることにより、「発売日前日の夕方」に届きます。この発売日前の1日をどれだけ有効に使うことができるのか。これが個人投資家がいちはやく成長企業を見つけ、成果を挙げていくために大きな鍵を握っています。 そうはいっても、上場企業の数は約3,500社。
仮に、1銘柄につき30秒かかっていたとしたら、 これでは、とても発売日前日には見きれません。そこで大切になってくるのが、1銘柄たった「5秒」で投資判断をする方法、なのです。 直近の『会社四季報』春号の発売日は、3月16日。その翌日に開催された「銘柄発掘トレーニングゼミ」では、この『会社四季報』春号を題材に「5秒」で投資判断するための基準を作り出し、瞬間的な判断力を身につけていくためのトレーニング方法を惜しみなく伝えています。 このホットな授業は、そのままWEB受講でも公開。四季報発売のたびに、内容も更新していきます。 『会社四季報』を心から楽しみ、株式投資を楽しむ。そんな人のための中級ゼミです。
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不動産投資スクール |
3月22日 (木)vol.11
保有物件の管理
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株式投資スクール |
3月27日(火) vol.12 定性分析
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外貨投資・FXスクール |
3月27日(火) vol.12
テクニカル分析(オシレーター系2)
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お金の教養スクール |
3月30日(金) vol.M(13) 金融商品の仕組みを知ろう
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50代のための
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3月24日(土) vol.16(P) 医療と長生きリスク
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無料セミナー案内
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私たちの多くが不安を持つ定年後の生活。生活、住まい、年金、医療費、相続、介護、補助金まで、「お金を中心に定年後のすべて」を最短3カ月で学ぶスクールを体験します…
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[第21話](その2)賃料は月三十五万円。陳列ケースを置くスペースもあり、割と広めな厨房設備も整っていて、良い物件でした。そこで、とりあえず、初月の売り上げ目標を百万円に設定しました。百万円を売り上げるためには、二五〇円のおにぎりを四〇〇〇個以上売らなければいけません。つまり一日一三三個以上。営業時間が朝の八時から夜の八時までだとして、一時間につき、一一個です。これなら無理な目標でもない、きっといけると考えました。 |
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でも、これはコストの分を考えると少し赤字が出ます。ですが、初月はそれも仕方ないと考えていました。原価率は、三五%に抑えていましたが、これは平均値です。クリームおにぎりはやや原価率オーバー気味の四〇%ほど。最初は、クリームおにぎりを客寄せにして、梅や鮭など原価の低い商品が一緒に売れるといいと考えていました。
僕らは店の名前を「米角」にしました。米を三角に握るから“べいかく”。老舗っぽい名前なのに、クリームおにぎりのような革新的な商品も売り出す企業というイメージになるように願いを込めました。
さて、いよいよオープン当日。
お店の前に行列が出来ることもなく、ひっそりと朝の八時に店を開けました。 初日にお店に出たのは僕と葉山のふたりでした。真新しい白いエプロンに袖を通し、お互いの身だしなみをチェックして、葉山は何も言いませんでしたが、彼が緊張しているのは手に取るように、わかりました。それは僕も同じでしたから。
駅前なので、お店の前を通る人は大勢います。ですが、みんなチラチラ見てくるだけです。「あ、ここ新しいお店ができたんだ」という程度の目線を送ってくるものの、なかなか最初のお客さんが現れません。この時の思いは、同じ境遇を体験した人でないとわからないでしょう。一分一 秒が異様に長く感じられ、もしかしたら今日の売り上げはゼロかも、という悪い予感が頭をよぎりかけたその時、最初のお客さんが現れました。30代前半と思える、腰まである黒髪が印象的な気品あるOLさんでした。 僕は興奮を抑えながら、そのOLさんにクリームおにぎりと鮭のおにぎりを売ったことを覚えています。
「売れた…!」
この時は本当に嬉しかったですね。 たった二個の売り上げですが、これからがようやくスタートなんだ!という気持ちが同時にわき起こりました。
その後、朝の通勤ラッシュの時間のピークにはチラホラとおにぎりを買っていくお客さんが現れました。
「このお店、新オープンなんですよね。おにぎり屋、いいですね。駅前はパン屋は多いんですけど、やっぱりたまにお米も食べたくなるんですよね。これからもたまに寄りますね」
こんな嬉しい言葉をかけてくれるお客さんもいました。意外なことに昼近くなると、近所の別のお店の商店主の人が様子見をかねて、おにぎりを買っていきました 。
「ここの 場所は以前、総菜屋だったんだけど、近くにスーパーができたせいで、客が流れちゃったんだよ。でも、おにぎり屋なら客層はちょっと違うだろ。割といいんじゃないかな? 頑張れよ」
「ありがとうございます!」
その日の売り上げはぴったり一三三個でした。(続きは次回のWeekly通信で)
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