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運に頼らず、自らの力で豊かな人生を手に入れる。「一攫千金」を夢見たことはありますか? 今年の夏も「サマー・ジャンボ宝くじ」が発売されました。発売日に売り場で列を成している人々のニュース映像は恒例になっています。 一般財団法人日本宝くじ協会の最新調査によると、一度でも宝くじを購入したことがある人の割合は76.4%なので、これを読んでいる人の中にも「一攫千金」を夢みて宝くじを買い求めている人がいるかもしれません。 多くの人が宝くじで「一攫千金」を夢見る背景には何があるのでしょう。おそらく、多くの人は「できればお金の不安から一気に解放されて、豊かな人生を送りたい」と考え、一縷の望みに賭けているのではないでしょうか。でも、もし本当に「豊かな人生」を望んでいるのなら、宝くじを購入することが答えではないかもしれません。 宝くじで一等の当選金を得る確率は0.00001%。実に1,000万分の1の確率です。これは、100kgのお米(5kgのお米20袋分)から1粒を瞬時に探し当てるのと同じくらいの確率です。このような確率に、自分の「豊かな人生」を託していても良いものでしょうか。 「確率がとても低いことは知っている、一時の夢を買っているだけ」と、割り切って購入している人も多いでしょう。では、宝くじの「期待値」という考え方について、正しく理解したうえで購入している人はどれくらいいるでしょうか。 そもそも「期待値」とは何かと言えば、掛け金に対して戻ってくる確率上の見込みの金額のことです。例えば、ルーレットゲームで赤がでるか、黒が出るかに1,000円賭けて当たれば2,000円が手に入るとします。ルーレットの赤と黒の数字はそれぞれ18個づつなので、一見確率50%の勝負に見えますが、実はルーレットゲームには「0」と「00」という赤でも黒でもない数字が2つ用意されています。これが出ると、所謂ディーラー(胴元)側の掛け金総取りという結果になります。つまり、確率は50%ではなく18/38で、47.3%になり掛け金1,000円に対する期待値は947円です。 このように宝くじを含む一般的なギャンブルでの期待値とオッズ(胴元が利益得る倍率)は一致しません。そしてギャンブルにおける「期待値」は「還元率」と「控除率」という2つの数値で表せます。
還元率=掛け金に対して戻ってくる割合 先ほどのルーレットの例では、1,000円賭けた場合の期待値が947円なので還元率=94.7%、控除率=5.3%になります。
では多くの人が夢見る宝くじの還元率は一体どのくらいでしょうか? ファイナンシャルアカデミーでは、運に頼らず、本気で「お金に苦労せず、より豊かで楽しい人生を手に入れる」ことを目指す人のために「お金の教養スクール」を開講しています。 「お金の教養スクール」では家計管理、ライフプラン、保険、住宅購入、資産運用、年金、税金など人生と切っても切れないお金の知識がまるごと学べます。 その「お金の教養スクール」がこの夏、また新たなスタートを迎えます。8月6日から全24回に及ぶ教室受講の第1回が始まります。 誰もが一生の付き合いとなるお金。 義務教育で教わらなかった「お金の教養」を正しく身につけることで豊かな人生を、宝くじのような不確実な運だけに頼るのではなく、自らの力で手に入れることができるようになります。この夏を、その第一歩にしてみませんか。
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不動産投資スクール |
7月31日(火)vol.13
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7月25日(水)vol.13 テクニカル分析1(チャートの基本)
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私たちの多くが不安を持つ定年後の生活。生活、住まい、年金、医療費、相続、介護、補助金まで、「お金を中心に定年後のすべて」を最短3カ月で学ぶスクールを体験します…
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[第33話]
「お金が君を映す鏡だと伝えたね」 |
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「ご老人、あなたは一体、誰なんですか?もういい加減教えてくれてもいいでしょう」「それじゃあ、最後に聞かせて欲しい。君は、さっき自分と別れることが妻や娘のためになる、と言った。それは本心かい?」
「……そんなわけあるかっ !」
僕の声は、周辺に響き渡った。人影がないこの広場で、僕の声はあてどなく彷徨って、そして消えていった。
どうして、僕はあんなにバカだったんだろう。そう後悔しない日はない。
離婚届に判を押したのは、彼女たちに迷惑をかけたくなかったからだ。借金をした事実は消えない、愛子の治療のために貯めていたお金を、自分が自己破産するためになくしてしまうことだけは絶対に避けなければいけない。幸い、妻はまだ若いから、新しい夫を迎えることだってできるだろう。愛子にとっては新しい父親だ。
商売の何もかもが順調だったとき、僕は自分が素晴らしい存在に思えた。自分には才能があると思い込んでいた。周りの全員が愚かに見えた。でも、本当にバカだったのは、僕の方だ。
「あなたも僕の話を聞いて、本当にバカだと思っているでしょう」「君が、お金に振り回されて、何もかもを失おうとしている様を見ているとバカに見えるね」「何が言いたいんですか?」「たかが、金だ」
「僕には借金がある。これは紛れも無い事実だ。これを返そうと思ったら、何年かかる?」「君は何もわかってない」「じゃあ、あなたは何がわかるっていうんですか? 僕の失敗談を聞いて、悦に入りたいだけじゃないですか? 趣味が悪い!ジョーカーと名乗って、何をしたいんだ! 僕のバカさ加減を笑いたいだけじゃないのか」
「君は別にバカじゃないよ。お金に振り回されすぎただけさ。それは誰もが逃れられない罠のようなものだ。ある程度のお金で満足するというのは難しいんだよ。お金は持てばもっと欲しくなる。君はお金の扱い方においてミスは沢山冒したが、実際、経営上のミスはひとつしかない。
“クリームおにぎりの人気が未来永劫続く”と考えた。それだけだ。 もしも、クリームおにぎりがそれまで通りの売り上げを続けていたとしたら、どうだろう?何もかもうまくいっていたんじゃないのかい?」
「大きなミスです。それで僕だけじゃなく沢山の人の運命も狂わせた。それを見抜なかった自分に責任があります」
「君は自分に厳しすぎる男だな。そんなことは誰も求めていないよ。ただ、一点、絶対はないということを肝に銘じることだ。運がなければ成功しないし、運が悪ければどんなに綿密に練った計画も失敗するだろう。しかし、運がずっと悪い人間はいない。お金について正しい行動を取っていればいつかは成功するだろう。バットは何回も振り続けることだよ」(続きは次回のWeekly通信で)
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