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お宝は、日本に眠っている。先月末、世界中の投資家たちが注目したニュースがありました。 「投資の神様」とも称される、かのウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイ社が日本の株式市場に初めて本格投資を開始したというニュースです。 具体的には日本の大手総合商社と言われる5社(伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅)のそれぞれの株式を5%以上取得したことが報じられました。 ウォーレン・バフェットは1929年にNY株式市場で大暴落があった翌年に生まれました。幼い頃からビジネスに興味を示し、実際にコーラ6缶を25セントで仕入れ、1本5セントで売ったりしていました。その他にもゴルフボール拾いや競馬の予想新聞の販売といったことも幼い頃から経験しています。そのバフェットが姉と共に初めて株式を購入したのは彼が11歳の時でした。その後、コロンビア大学で投資について、後のバフェットの師となるベンジャミン・グレアムから学び、数々の投資パートナーシップ事業を成功へと導きます。 1965年に元々は繊維紡績の会社であったバークシャー・ハサウェイの筆頭株主になり経営権を取得し、その後は会社を投資会社に転換させ、さまざまな会社を買収したり、対象会社の株式を通して投資を行っています。現在のバークシャー・ハサウェイの時価総額に60兆円を超え、何年も連続して世界時価総額ランキングのトップ10の常連となっています。また、個人資産額でも約9兆円という途方もないほどの大きな資産を築いており、今年の世界長者番付では1位アマゾン創業者のジェフ・ベソス、2位マイクロソフト創業者のビル・ゲイツに次いで3位となっており、誰もが認める世界的な資産家です。 そんな「投資の神様」のバフェットがここまで大きな資産を築き上げることを可能にした投資手法が──「バリュー株投資」と呼ばれる手法です。 「バリュー株投資」とはバフェットの師であるグレアムが1949年に出版した『賢明なる投資家』という著書に詳しく記された投資手法で、端的に言えば、企業の内在価値が高い優良企業の株で、さまざまな外的要因などで株価が安く放置されている「割安株」を購入し長期保有する、というものです。 「バリュー株投資」を成功に導くために最も重要なことは、文字通りその投資対象となり得る「バリュー株」、言わば「お宝企業」を分析で見つけることにあります。 では企業の何を分析して「バリュー株投資」の対象となるか判断するのでしょうか。それは「ファンダメンタルズ(Fundamentals)」と呼ばれる、企業の財務状況やその他の重要指標と呼ばれるデータのことです。ファンダメンタルズ分析を行うことで、その株式が持つ本質的な価値と現在の市場価格とのギャップを見つけ出すことができます。そのギャップを見つけたときが、グレアムもバフェットも推奨する買い時となるのです。 バフェットを「投資の神様」と称されるまでに押し上げた、優れた投資手法の「バリュー株投資」ですが、いざ、自分でその基礎とノウハウを学ぼうと思い、例えは前述のグレアム著の『賢明なる投資家』や他の書籍などを読んでみても、読むだけではなかなかその全貌を理解するは困難であることも事実です。また、少し理解できたとしても、その知識を実践に反映させるのはさらに困難なのが実情です。 そこで、私たちファイナンシャルアカデミーでは、この「バリュー株投資」を実践するうえで必須のスキルであるファンダメンタルズ分析を体系的に学べるだけでなく、実践的な手法まで身につけることができるゼミを開催しています。 その名もズバリ、「ファンダメンタルズ分析攻略ゼミ」です。 このゼミでは、日本や世界経済のマクロ分析、マーケット分析、個別企業のミクロ分析の3視点から徹底的にファンダメンタルズ分析を行い、どんな相場であっても揺るぎない判断基準を身につけることができるようになります。 そんな「ファンダメンタルズ分析攻略ゼミ」の教室受講が9月13日(日)にファイナンシャルアカデミー丸の内本校2号舘で開催されることとなりました。実際にファンダメンタルズ分析を駆使して、大きな資産を築き上げてきた講師から直接学べるチャンスです。また、教室での授業は感染予防対策を徹底したうえで行いますが、教室受講が難しい人や自分のペースで好きな時間に学びたい人には、WEB受講も用意しています。 ウォーレン・バフェットが日本株式市場に本格参入したことは、多くの日本株投資家にとって希望をもたらす朗報だったのではないでしょうか。なぜならば、「投資の神様」が「本当に価値のあるお宝銘柄が日本の市場に眠っている」と考えたと推察できるからです。バフェット自身も記者会見で次のようにコメントしていました。 “I am delighted to have Berkshire Hathaway participate in the future of Japan”(バークシャー・ハサウェイが日本の未来に参加することをとても喜んでいる) バフェットのような「投資の神様」も、最初から大きな資産を持っていたわけではありません。バフェットが持っていたものは、知識に対する貪欲な学ぶ姿勢と、学んだ知識を実践する行動力です。皆さんもバフェットまでとはいかないものの、バフェットの姿勢を見習って、自分の望む資産を築き上げるための知識とノウハウを取得してみませんか。
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9月10日(木)vol.14
税金マネジメント
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9月9日(水)vol.14 テクニカル分析2(チャートの応用)
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9月10日(木)vol.14
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投資信託を見極めるために欠かせない指標
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9月14日(月) vol.2(B)
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私たちの多くが不安を持つ定年後の生活。生活、住まい、年金、医療費、相続、介護、補助金まで、「お金を中心に定年後のすべて」を最短3カ月で学ぶスクールを体験します…
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6・お金の流れを読む
ここまで、10年先を見るための5つのポイントを紹介しました。 |
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お金の流れを見ることで、時代の流れとその行き先を見ることができます。お金の集まるところの多くは、現在流行っているものか、これから流行るものだからです。
それが単なるバブル(=短命)なのかそうではないのかは、分析が必要ですが、いずれにしても時代の流れるほうへとお金は動いているのです。
それは、公表されている家計の平均値等をみれば分かりやすいと思います。20年前に、家計の中で大きく占めていて、今は少なくなっているのが、車などの車両費です。昔は車がステータスの一つとして注目され、社会人になると車を持ちたいという目標があったのですが、今では、移動手段の一つとして扱われているため、そこにあまりお金をかける人が少なくなっているのです。
その一方で、20年と比べて圧倒的に増えたのが、通信費。光回線や携帯通信料など、圧倒的に増えており、そこにお金が流れています。
もう少し広い視点でみてみましょう。円高になると、日本のお金は海外に流れていきます。最近ではアジアへの投資が増えているのでASEAN諸国に流れているのが顕著に見えます。逆に円安になると、日本に流れてきます。
景気が良くなると、その国やマーケットにお金が流れていきます。どこかの国の株式が上がっているということは、お金が流れ込んできているという結果です。金(ゴールド)が上がったということは、世界のお金が金に流れているということです。原油(ガソリン価格)が上がったということは、世界中のお金が原油に流れているということがわかります。
そして今、私たちは何にお金を使っているのでしょうか?今後、どこに流れて いくのでしょうか?お金がどういうところに多く流れているかを考え、見つけることで、先を見ることもできるのです。(続きは次回のWeekly通信で)
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