みなさんは昨年、「ふるさと納税」しましたか。毎年しっかり活用しているという人もいれば、年末に駆け込みで申込んだという人も多いかもしれません。
そもそも「ふるさと納税」とは、自分が応援したい自治体に寄付をすることで、その寄付金が税金の控除(寄付金控除)の対象となり、実質2,000円の自己負担額で、自治体ごとに特産品などのお礼の品をもらうことができる制度のことです。手軽に節税することができて、おまけに美味しい食材や宿泊券などのお礼の品をもらうことができるので、近年非常に人気を集めています。
本来、このふるさと納税を活用する場合、確定申告が必要ですが、2015年にワンストップ特例制度ができてからは面倒な確定申告も不要となったため、より簡単にふるさと納税による節税ができるようになりました。
でも、このワンストップ特例制度にはひとつ落とし穴があります。実はこの落とし穴を知らずにいると、節税を見越してふるさと納税をしたつもりが、ワンストップ特例が無効となり、まったく節税にならない場合があるのです。
どういうことかというと、自治体にワンストップ特例の申請書を送付しても、そのあとで医療費控除や住宅ローン控除を適用するために確定申告をすると、控除の内容が上書きされてしまいます。つまり、便利な制度だからといってふるさと納税のワンストップ特例制度を使ったつもりが、確定申告で控除の内容が上書きされて、寄付金控除の対象とならなくなってしまうということです。
もちろん、この落とし穴には、解決策があります。それは、確定申告をするのなら、ワンストップ特例の申請書を送付済みであっても、再度ふるさと納税分について「寄附金控除」の申請を行うということ。そうすれば、しっかりとふるさと納税による節税の効果を教授することができます。
税金にはこのように、「知っているだけで得をする」「知らないだけで損をする」ことがたくさんあります。知識の有無だけで、得できるか、損をするかが大きく分かれますので、税金について正しい知識をつけておくことはとても重要です。
そこでファイナンシャルアカデミーでは、来たる確定申告のシーズンに備えて、税金との賢い付き合い方をケーススタディで具体的、実践的に学ぶことができる『「確定申告」実践セミナー』を開催します。
これまでもファイナンシャルアカデミーでは、毎年この時期に確定申告セミナーを開催してきましたが、今年はその内容を大幅リニューアル。これまでは資産運用における確定申告のみにフォーカスしていましたが、今回からは投資に加えて、生活や副業の税金についても取り扱います。
というのも生き方が多様化し、「ひとつの会社で働く」という以外にもたくさんの選択肢が出てきている時代。そして、コロナ禍で思うように収入が増えない時代。そんな時代の中で、少しでも手取り収入を多くするために節税をしたり、副業を始めたりという人が急増しています。つまり今の時代は、社会での自由度が増すと同時に、税金の知識がマストの時代とも言えます。確定申告も、誰にとっても決して他人事ではありません。
そんな時代のニーズに応えるために大幅リニューアルしたのがこの『「確定申告」実践セミナー』。ひとりでも多くの人に受講してもらいたいと考え、東京・丸の内の教室で学ぶ教室受講に加え、オンライン会議システムのZoomを使って、どこからでも参加することができるzoom受講も用意しました。開催は今週末1月15日(土)ですので、興味のある方はお急ぎください。
講師は現役の税理士でもあり、『お金儲けは「インド式」に学べ!』などの著書で知られる野瀬講師。意外に知られていない「知って得する事例」「知らないと損する事例」満載でお届けします。その楽しくわかりやすい語り口は、「難しい話はちょっと苦手…」という人も虜にし、飽きずに学べる4時間半です。
また現在、20人に1人が受講料全額キャッシュバックとなる「超お年玉!!キャンペーン」を実施中です。こちらのセミナーもこのキャンペーンの対象になります。詳細は「超お年玉!!キャンペーン」のウェブページをチェックしてみてください。
https://www.f-academy.jp/event/220101/
すでに投資や副業などをしていて確定申告をする予定がある人はもちろん、これから副業や、ふるさと納税を始めたいと考えている人も、このセミナーから「税金との賢いお付き合い」を始めてみませんか。
Student’s voice
受講生の声

投資資金ゼロ・知識ゼロからのスタート。今では年間500万円の利益を出す投資家に
茂樹さん(株式投資スクール 2017年)
まだ私が子どもだった頃、バブル崩壊期の祖父の死去に伴い、家族で真剣に「相続税」と向き合わざるを得ない時期がありました。幸い大きなトラブルにはならずに…<続きはこちら>

