みなさんは「日本」という文字を見た時、「ニッポン」と読みますか?「ニホン」と読みますか?
実はどちらかが正解ということはなく、日中戦争前1934年の帝国議会、大阪万博開催前1970年の国会と二度、議論がなされたのですが、いずれも結論は先送りとなっています。
そもそも「日本」という国名は、奈良時代に唐王朝から名付けられたとされていて、唐では「ニェップァン」という「ニッポン」に近い発音で読まれていたそうです。実は当時の日本語も、「ハ行」は「パピプペポ」と発音されていたようで、「ニッポン」という呼び方はそこから生まれます。この言葉の起源を重んじた関西圏では、「ニッポン」という呼称が使われることが多く、大阪にある「日本橋」は「ニッポンバシ」と呼ばれます。
しかし、平安時代の後期には「ハ行」の発音が現代に近い「ハヒフヘホ」へと変わっていき、「ニホン」という呼び方も並行して使われるように。さらに江戸時代には、江戸っ子が早口で会話する際に簡素化した発音を採用することが多くなり、「ニホン」と呼ばれることが増えます。このことから、東京にある「日本橋」は「ニホンバシ」と呼ばれるわけです。
では、「ニッポン」と「ニホン」どちらも使われることがわかったところで、クイズです。以下の「日本」は「ニッポン」と「ニホン」どちらを正式名称に使っているでしょうか。
・日本銀行
・日本海
・日本国憲法
まず「日本銀行」は「ニッポンギンコウ」です。お札の裏面に「NIPPON GINKO」と書かれていることから、こちらが正式名称となります。そして、「日本海」は国土地理院の地図に「NIHON KAI」と書かれていることから「ニホンカイ」。最後の「日本国憲法」は、国立公文書館での振り仮名表記で「ニホンコクケンポウ」と確認することができます。このように国が取り決める名称に絞っても、読み方がバラバラであることがわかります。
では私たちにも馴染み深い「NISA」の「N」は、「ニッポン」と「ニホン」のどちらでしょうか?
正解は「Nippon Individual Savings Account」の略なので、「ニッポン」です。正式名称を初めて聞いた人も多いかもしれませんが、1999年にイギリスでスタートした制度である、運用益が非課税となる個人貯蓄口座(=ISA)の日本版が「NISA」というわけです。
そんな「NISA」も、2014年にスタートして今年で10年。来年1月からは「新NISA」に生まれ変わり、制度が恒久化するとともにさらに使いやすい制度にバージョンアップします。
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受講生の声

スクールでの学びから1億円物件で不動産投資デビュー。
9年で70戸のオーナーに。
齊藤 友彦 さん(不動産投資スクール)
最初に投資に興味を持ったのは1990年代後半、ちょうどインターネット証券が創業し始めた頃、20代後半になり社会人生活にも慣れてきたのでちょっと投資でもやってみようかなと思ったのがきっかけです。インターネット… <続きはこちら>

