「お金の話はタブー」はトラブルの元？

みなさんは、家族とお金の話をしていますか？夫婦や親子といった近しい間柄でも、お金の話をオープンにするのは難しいと感じている人は多いのではないでしょうか。

セゾン自動車火災保険が2021年に行った調査によると、配偶者や家族の収入を「知らない」と答えた人は64.8％にものぼったそう。義父母を含めた親の経済状況についても、収入や支出の詳細を知らないという人が68.0％に達したそうです。

日本では「お金の話はタブー」という風潮があるため、家族間でもお金の話がしづらいといったところに原因がありそうです。しかし、普段からこうしたお金のことについて話していないと、親子間の相続問題や夫婦間の家計問題といったトラブルが発生しやすくなります。

株式会社エミリスが2024年に実施した調査では、既婚男女500人のうち「夫婦喧嘩の原因がお金」という人が59.6％という結果に。その中でも、特に多かった理由が「金銭感覚の違い」。普段からお金の話ができていれば防ぐことができていたであろう価値観のズレが、喧嘩に繋がってしまっていることがよくわかります。

こうした問題を防ぐためにも、家族間やパートナー間でも普段からお金について話し合うことが大切ではないでしょうか。

実際に、ファイナンシャルアカデミーの卒業生である伊藤さん夫妻は、お金の勉強を通じて夫婦の絆を深めたそう。

お金の勉強を始めるまでは、お互いにお金の話を避けたり、したとしても見栄を張って話してしまうことで、なかなか実のある話ができなかったんだとか。しかし、そんな現状を改善したいと思った伊藤さん夫妻は、ファイナンシャルアカデミーでお金の勉強をスタート。

2人で資産運用の勉強をしたことで、資産を増やしただけでなく、お金の話をオープンにできるようになったことが大きなメリットだったと言います。将来の展望や理想の人生についてもじっくり話し合えるようになり、より一層、夫婦の絆が強まったんだそう。

このように、夫婦や家族とお金について話し合うことは、トラブルを防ぐだけでなく、将来の計画や理想の人生を考えるきっかけにもなります。

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