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story9 人との出会いが人生やビジネスの糧に

こんな話がある。
僕の知人に起業して成功している人がいる。彼が会社を立ち上げたとき、有能な人を雇って、社長である自分の給料の2倍以上を払ったという。すると、
「どうして私が社長より給料を多くもらっているんですか?」
と聞かれた。そこで、
「あなたには、その価値があるんです。」
と答えたという。この話を聞いたとき、その知人は人の使い方がうまいなと思った。


そう言われたら、誰だって嫌な気はしないし一生懸命に働くはずだ。結果、彼はいま、事業を起動に乗せて、とんでもない利益を得ている。
能力があり「できる人」を見ると、相手をライバル視してしまう人が多い。
でも、優れた経営者は、その人が有能ならいくらで働いてくれるか、1000万円で働いてくれないなら2000万円を出す、という発想をする。


そうすることが結局、雇われる人にとってもメリットだし、経営者にとってもメリットになるからだ。
社員が楽しく働けるようなビジネスモデル、仕組みを考えて作る。あとは優秀な社員やパートナーに任せる。もちろん、十分な報酬を払わなければいけないが、そういう発想が必要なのだ。


後述するが僕の設立した「日本フアイナンシヤルアカデミー」の場合もそうだ。特にTくんは30歳だが、彼には1000万円の報酬を出している。彼は以前、大手化学メーカーに勤めて安定した収入があったのに、給料はいくらでもいいから働かせてほしい、と意欲的に自分を売り込んできた。4年間一緒に働いてみて、すごくいい能力をもっていることがわかったので、それを評価した結果だ。そうでないといけないと思う。
僕にはひとり占め発想みたいなものはない。みんなで成長して、成功していくほうが楽しいと思う。
一緒に協力してやっていける人にはお互いに利益を共有する、支援するという僕の発想は、美容室時代に培われたものだと思っている。美容室のオーナーは、そこで働くスタッフたちの独立を支援するスタンスだったので、僕も自然に感化されて、身についたという感じだ。
何が人生やビジネスの糧になるかといえば、人との出会いが最たるものだと思う。


僕の今日があるのは、その出発点に美容室時代のオーナーの発想や、顧客だった星さんの発想の豊かさ、また知識や観察力に触れたおかげだと思っている。
以後も仲間や中小企業の経営者、またビジネスパートナーの薫陶を受けたことが僕の投資やビジネスに大きく役立っている。
人との触れ合いの中で出合った教えは、相手の思いが込められている分、人を変え、人生の道を大きく変える力があるように思える。


とくに星さんとの出会いがなかったら、僕は闇夜を手探りで歩くか、停滞したままの人生だったに違いない。自分のビジネスをもつことができなかっただろう。
星さんは、人の中にある潜在能力を引き出す名人だと思う。
欲をいえばこういう人が自分の周囲に何人もいてほしいと思う。
だから僕は、一度出会いを逃したら二度と同じ出会いはないと自分に言い聞かせて、人に接するようになった。

学んで経験することがビジネスの極意

僕はIT関連のベンチャーを起こすことで自分のベースを作っていった。
決して楽なことではなかった。ベンチャーは体力勝負といわれる。
立ち上げの当初は、今では考えられないほど、くたくたになるまでよく働いた。朝の6時から夜中の12時過ぎまで働くことも珍しくなかった。
でも、やっと自分の世界を見つけることができたという思いで、気分は爽快だった。


IT関連のベンチャーがうまく回り始めたころ、星さんはこう言った。
「少し余裕ができたら、経済の仕組みや動きを学ぶために、株式投資をやってみるといいよ」
「株、ですか?」
「自分のお金をリスクにさらすんだよ。もうけるためというより、経済の動きや仕組みを、身をもって知るためにね。お金の使い方を若いうちに学んでおけば、必ず将来の役に立つから」
株で利益を得ようと思えば、国内外の経済情勢に敏感にならざるを得ない。政治・経済ニュースを聞き流すことがなくなる。株価というものが、単に企業業績だけで上がったり下がったりするのではないこともわかってくる。いろいろな現象で変動するということが知れてくる。


また、日本では誰もお金というものの使い方や、それについての考え方を教えてはくれない。
お金もうけは悪ではないのに、ずる賢く、うさん臭いと思われている。お金についての教育がきちんとなされていないからだ。
それなら、自分で学ぶしかない。
でも、知識を学ぶだけでは意味がない。学んだら、今度は知恵を養わなければ、知識は生きてこない。
「知識というのは経験することで磨かれ、知恵となるんだ」これは星さんの弁だ。

「昔から、知識を『吸収する』、知恵を『磨く』と言うだろう。吸収された知識は、そのままでは凝り固まったまま頭の中にあるだけで、何の意味もない。知識は経験によって磨かれ、養われ、知恵となって生まれ出てくるんだ。その知恵が底力になり、成功への扉を開けてくれるんだよ」
まさにそのとおりだと思った。


知識はそのままではあまり役に立たない。数学でいえば、公式、定理みたいなものだ。意味がわかっていなければ、応用が利かない。応用が利かなければ役には立たないのだ。
僕は2年間のサラリーマン時代に学んだ知識と経験から、自分のできそうなIT関連のベンチャーを真似てベースを作った。それはうまく回りだし成功した。
真似こそビジネスの極意かもしれない。
しかし、学んでただ真似るだけでは絶対にうまくいかない。
学んだことに血が通わなければ、生きてはこないのだ。
学んだことを、自分の経験を通してゼロから考え、練って、初めて知恵というものが生まれてくる。


その知恵こそ成功の底力になるのだという星さんの教えが、サラリーマン生活の2年間と、それに続くビジネスの立ち上げを通してよくわかった。
星さんは経験を大事にする理由について、こんなことも語っていた。
「ゴルフではバンカーの湿り具合の確認方法は足裏感覚にしかない。経験を重ねることで、足を踏み入れたとたん、その硬さ加減がわかるようになるものなんだ」

お金に無知な自分を変えたい!

2年間のサラリーマン生活とITベンチヤーの起業を経て、僕はそこそこの業務経験や人脈、それにいくらかの資金を蓄えることができた。
一方でインターネットのオーディオ販売というビジネス経験から、自分には決定的に欠けている部分があることに気づいた。
それは、事業におけるお金についての知識、金融についての知識だ。


インターネットのオーディオ販売は先にお客さんからお金を受け取り、仕入れて販売するという流れだ。そういう流れの中で、ビジネスの資金繰り、キャッシュフローの重要性を知った。つまり、その1年の経験が僕に教えてくれたことは、お金についての知識、いわばフアイナンシャル教育がいかに大事かということだった。そのファイナンシャル教育が僕には全く備わっていない。だから金融に無知な自分を変える必要があった。
〈自分を変えないと、これ以上の成功はできない〉


そこで、どうすればフアイナンシャル教育を自分に効果的に授けられるかを考え抜いた。その結果、僕は一つの結論を得た。
〈いっそのこと、ファイナンシャル教育を行う機関を自分で運営してみたらどうだろう〉
運営しながら自分もそこで学べば、ビジネスをしながら自分のファイナンシャル教育もできるし、自分が学びたいことなら、きっとほかの人も学びたいと思っているはずだ。
自分で言うのはおこがましいが、まさに知恵が生んだ「一挙両得」で、ベストな発想だと思った。
発想といえば、僕のビジネスに対する考え方には、常に「投資」が先という発想がある。
投資または自己投資というのが好きなのだ。


だから、僕はいつも投資先を探していた。もちろん、この場合の投資先はイコール、ビジネス、会社である。
そこで、ホームページ制作・システム開発とオーディオのネット通販で得た資金300万円で、まず不動産のポータルサイトを作った。それが僕の一つ目の投資らしい投資だった。
そこが軌道に乗って300万円くらいの利益を得ることができた。このお金をファイナンシャル教育に投資した。
詳しくは第4章で説明するが、この投資が順調にいったので、今度はそのリターンで株や不動産に投資していった。


リターンで次から次全投資していると、会社を育てることに興味がないように思われがちだが、それは違う。投資した会社を大きくしつつ別の柱も作るということで、欲張りな言い方をすれば、全部を大きく育てたいということなのだ。
こうして僕は、日本ファイナンシャルアカデミーというファイナンシャル教育を行う学校を設立した。

お金の大事な話の著者
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著者プロフィール
泉 正人

日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じ、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立、代表に就任。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行い、義務教育で教わらない「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。

『お金原論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『仕組み仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書は30冊累計130万部を超え、韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されている。 ファイナンシャルアカデミーグループ代表、 株式会社FLOC代表取締役、 一般社団法人金融学習協会理事長。


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