
「ボーナス入ったから、つい勢いで新車を買っちゃった!」
「カンタンに儲かるっていう投資話を聞いたんだけど、やってみようかな…」
「あっ!? 今月もまた赤字だ! キャッシングしなきゃ」
まわりにこんな人たちがいませんか?
あるいはあなた自身、こんな人ではありませんか?
ほとんど貯蓄もないのに、ボーナスを頭金にして、ローンで数百万円もする新車を買う人、なけなしのお金を使ってあやしい儲け話に手を出す人、毎月家計が火の車でキャッシングばかりしている人…。
そういう人を見聞きするたびに、「お金に関する知性(お金の教養)がないって、ホントに恐いなあ」と感じます。お金は、人生を棒に振る可能性を持つからです。
お金の教養は生きるうえで不可欠だ
一方で、みなさんご存じのように、お金は生活をするうえで欠かせないものです。きちんとしたお金の扱い方が身についている人にとっては、たいへん便利なものです。欲しいものが買えたり、やりたいことが実現できたりします。

このようにお金に足を引っ張られる人と、お金でより良い人生を歩む人がいますが、その差は、「お金の教養」の有無にあります。
私は、自分らしい幸せな人生、心にゆとりのある豊かな生活とは、「お金に左右されない人生」であり、「お金に一喜一憂しない生活」のことだと思っています。
お金に振り回されない自由な日々を手に入れるためにも、新社会人はまず、きちんとお金と向き合い、「お金の教養」を身につけるべきなのです。
もしもお金の教養があれば、お金を稼ぐことも、増やすことも容易になります。お金を貯めることもできます。すると、将来に対する不安を消すこともできます。
さらに、「お金の教養」は実生活のみならず、社会人としての能力やキャリアにもつながっています。ありとあらゆるビジネスが、お金と切っても切り離せないものなので当然ですよね。
そんなわけで、お金の教養がある人は、1人のビジネスパーソンとして、会社から重宝される存在になります。
お金の教養と幸せな人生はリンクしている
「給料が上がった・下がった」「株で儲けた・損した」といったことを常に気にしている人がいます。でも、そんなふうに結果や現象ばかりを追っても、お金の本質は見えてこないものです。
社会人1年目の今こそ、きちんと勉強をすることで「お金の教養」を身につけ、お金の本質を見極める力を養っていきましょう!
お金の教養が高まると、「仕事力」もUPする
実生活で役立つ「お金の教養」は、社会人にとって欠かせないもの。
個人の「お金の教養」が仕事にどう活きるかを考えながら読み進めてください。