変化し続けるお金の価値と向き合おう

2024年10月25日

ひさしぶりに着る洋服のポケットの中から、思いがけずお金が見つかることってありますよね? 駆け足でコンビニで買い物をしたとき、ちょっと自動販売機で缶ジュースを買ったときなんかに、お釣りを財布に入れるのが面倒くさくて、そのままポケットにひょいっと入れてしまったり。
そんなふうにして、ポケットから出てきたのは一枚の100円玉だったとします。もしもあなただったら、100円玉が見つかってどんなふうに感じるか、ちょっと想像してみてください。

お金の価値は、自分の状態や時代の流れによって変わってくる

「やった! これでコンビニのコーヒーが飲める!」という嬉しい気持ち?
「何だ、500円玉だったらお弁当が買えたのに……」という残念な気持ち?
きっと、人によって違いますよね。もしかしたらその時のフトコロ事情によっても変わるかもしれません。給料日前日だったら、その100円玉を大切に使うでしょう。でも、給料日直後だったら、特売コーナーに置かれたチョコレートを何の気なしに買うかもしれません。それがボーナス日だったら、募金してみようという気になることもあるでしょう。
面白いですね。100円玉一枚の価値は100円であるはずなのに、心持ち次第でその価値が変化しているといえます。

価値の変化の波を「お金の教養」で乗りこなす

時代の流れによっても、お金は変化しているようです。たとえばこの約20年で、会社員の平均年収はおよそ50万円ほど下がったと言われています。
1年間(365日)で50万円違うということは、1日あたり1400円もの差です(スゴいですよね。毎日、ちょっとしたランチビュッフェに行けちゃいます)。
変化は、平均年収だけではありません。ここ数年で、ネットバンクやクレジットカードの浸透で決済方法も様変わりし、スイカ(Suica)やエディ(Edy)といった電子マネーの登場で現金を扱う機会も少なくなっています。
さらには、ビットコインに代表される仮想通貨という概念も出てきて、お金の未来は時代を追って予測しづらいものになってきています。

社会人になったら、みなさんは、変化し続けるお金と向き合う日々を送ることになります。しかもその変化は、特にここ10年でより激しくなってきています。
そんな社会の荒波をうまく乗りこなすためには、「お金の教養」を磨き続ける必要があるといえるのです。

仕事に活かす

時代とお金への「感度」が高まると、「仕事の質」も高まる

「お金の教養」を高めれば、変化する時代の流れをつかむことができます。そうして感度を高めることで、アイディアや企画力も比例して高まります。

▶︎【CHAPTER1-③】高学歴でも一流企業社員でも、お金の教養がなければお金に泣く

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