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お金の知識こそ、長生きの特効薬。

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コロナワクチンの接種率が上がり、世の中が少しずつ日常を取り戻し始める中で、今年の年末年始は久しぶりに実家に帰るという人も多いのではないでしょうか。しばらく会えない状態が続いた中で、近況や昔話など、話したいことも募っていることと思います。

一方で親や子どもと会える機会に、話さなければいけないけれど、なかなか話しにくいこともありますよね。そんな話題の一つに「相続」があります。年齢を重ねていけば、やがてぶつかるテーマですが、お金のこととなると、なかなか切り出しにくいと思っている人も多いのではないでしょうか。

こんな話をすると「いやいや、うちには相続を気にするほどの資産もないし…」と思う人もいるかもしれません。でも違うのです。

多くの人は相続と聞くと、それによってどれほどお金が出ていくのかという「相続税」の問題だと受け取りがちです。相続税は、財産を相続した人にかかる税金のことで、亡くなった人が持っていた財産から債務や葬式費用などを差し引いたものに対してかかります。

ただし、実際に相続税の計算をする際は、「ここまでは相続税はかからない」という基礎控除があります。具体的には相続対象が「3,000万円+(法定相続人×600万円)」以下であれば、相続税はかかりません。加えて、例えば親のマイホームを相続する場合、その土地部分となる宅地の評価額が80%減となる特例もあるので、例えば5,000万円の宅地でも、評価額は1,000万円となります。そのため、相続税において基礎控除の金額を超えることはそれほど多くないのです。

しかし、実は相続で多くの人が気をつけておくべき問題は、相続税の問題ではなく、相続争いの問題なのです。「うちには相続を気にするほどの資産もないし、家族仲もいいから自分には関係ない」と考えている人も多いかもしれませんが、年間に行われている遺産分割に関する裁判はなんと1万件以上に及び、家庭裁判所への相談件数では年間10万件を超えています。

さらにその相談内容ですが、2〜3人の少数で争っている人が全体の49%、5,000万円以下の資産で争っている人が全体の75%と、ごく一般的な家族構成で、しかも実家と少しの預貯金を相続するような家庭で、多くの争いが起こっていることが分かります。相続争いと聞くと、ドラマなどでよく見る富裕層の家庭で起こるような事件をイメージするかもしれませんが、意外なことにその多くは誰にでも起こりうる状況で起こっているのです。

いま家族仲が良くても、いざというときに相続で揉めて、家族崩壊のような事態は避けたいですよね。そうでなくても、定年後には、日々の生活費から仕事、住まいの問題、医療、介護など幅広い問題への理解と知識が必要不可欠です。

そこで、こうした定年後に必要な知識やノウハウを体系的なカリキュラムとしてまとめたのが、ファイナンシャルアカデミーの『定年後設計スクール』です。

定年後の生活設計をしていく上で必要不可欠な、家計改善、定年後の住まい、介護、定年後の仕事や生きがい、年金、資産運用、相続という7つのテーマをすべて網羅したカリキュラムで、全24回の授業の最後には、自分のケースにあわせて実際の設計を行うことができる『ミライボ』ノートの作成まで行っていきます。

またそれぞれの授業は、家計の見直し相談センター代表の藤川太講師や、終活カウンセラーの生みの親である武藤頼胡講師など、今なお各分野の第一線で活躍する専門家から直接学ぶことができるので、実際に起こった事例やより実践的な計算事例の話を聞くことで、明日からでもすぐに使える知識を身につけていくことができます。

この『定年後設計スクール』、これまでは収録動画で学ぶスタイル、そして東京・丸の内の教室で学ぶスタイルしかありませんでしたが、「教室には通えないが、リアルタイムで授業を受けたい」「授業の中で講師に直接質問したい」という多くの要望を受け、年明け2022年1月より、オンライン会議システム「Zoom」を使ってオンラインで授業が受けられるスタイルも追加することになりました。この「オンラインLIVE受講」は本日より申込みの受付を開始しています。

年末年始は、実家や旅先で家族と落ち着いて話をしたり、お金の学びをスタートするのに絶好のチャンスです。この機会に定年後にまつわる幅広い問題やその解決方法を正しく理解して、晴れやかな気持ちで目の前の生活を楽しみませんか。

Student’s voice
受講生の声

「無理」と言われた自分が、たった2年半で会社員収入を上回る家賃収入を達成!

渡辺 陽一さん(不動産投資スクール 2015年)

私が17歳の時に祖父が亡くなり、相続が発生しました。その際、父が相続した一部を証券会社に入金して、「これで資産の運用をしてみなさい、とても勉強になる…<続きはこちら>

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