Mail magazine

「彼女経済」が株式市場を動かす時代。

WEEKLY MAGAZINE

「彼女経済」という言葉をご存じでしょうか。

これは、2007年頃から中国で注目されている、女性の消費意欲と消費能力が高まっているという経済トレンドを指す言葉です。中国語では「她経済」と書きます。

中国には、消費活動の中心となる20〜60歳の女性がおよそ4億人いて、彼女たちの消費だけで日本の市場規模を超えると言われるほどの影響力があります。最近では、女性の社会進出が強まる中、家事の時間を短縮する掃除機などのスマート家電や、最新の食洗機などがヒット。また、スポーツジム通いや習い事といった日々の生活を充実させるための消費も増えていて、こうした女性たちの消費の恩恵を被る企業の成長が期待されています。

こうした女性の消費意欲の高まりは、日本でも見ることができます。例えばバレンタインデーは、以前は女性から男性にチョコレートを送る日だったものが、女性が友人同士でチョコレートを贈り合う「友チョコ」がブームになり、最近では、自分へのご褒美としてバレンタインに自分用のチョコレートを買う「自分チョコ」へとシフトしています。リカー・イノベーションの2022年の調査では、女性の79.5%が「自分チョコ」を購入しているそうです。

コロナ禍の影響で大きく落ち込んだ化粧品市場も、ここに来て回復を遂げています。外出制限などの影響もあって、2020年に大きく落ち込んだ国内の化粧品市場。しかし、富士経済の調査では、2021年に1,000億円程度の回復を見せていて、その勢いを戻しています。

このように、日用品はもちろん、コスメやファッションなど、もともと男性に比べて消費意欲の高い女性は、経済を牽引する存在です。「彼女経済」は、国や時代を問わず、常に市場で大きな存在感を放っていると言ってもいいかもしれません。

一方、株式市場に視点を移してみると、機関投資家においても、個人投資家においても、多くは男性です。2019年のGMOクリック証券のデータでは、証券口座を開設している人の82.1%が男性で、17.9%が女性というデータが出ています。圧倒的に男性が多いですね。

そのためか、株式投資というと男性的なイメージを持っている人も少なくありません。でも、そうした男性プレイヤーが多勢を占める中で、女性が自らの消費者としてのアンテナを活かし、これから消費者のニーズが高まりそうな商品やサービスを産み出している企業を見つけられることは、株式投資をする上での大きな優位性になります。

また、株主優待も女性が株式投資をするうえで、大きな魅力のひとつです。もちろん男性にとっても魅力的な株主優待はたくさんありますが、お米や食材、スーパーでの買い物時のキャッシュバック、コスメ、カフェの割引券などは、特に家計を預かっている女性や美や健康に関心の高い女性にとって嬉しい株主優待と言えるでしょう。

ファイナンシャルアカデミーの株式投資スクールでも、女性の割合が年々増えており、今では女性が男性を超えるまでになっています。また、そんな株式投資に興味のある女性のために、気軽にサクっと株式投資の世界が体験できる無料セミナー『サクっと株お試しセミナー』も人気を博しています。

「もっと自分のやりたいことを叶えよう!」というコンセプトで、ワークなどを使って頭の整理をしながら進めていく、この『サクっと株お試しセミナー』。上手にお金と向き合う方法から株式投資のはじめ方、株式投資で利益を出す方法までを、女性の講師から気軽に楽しく学ぶことができます。

株式投資の世界を知ると、街を歩いたり、SNSを見るときにもヒントがたくさんあって、「これも結び付けられる!」「これもチャンスになりそう!」と、どんどん毎日が楽しくなっていきます。そんな、女性にとって優位性と魅力がたっぷり詰まった株式投資の世界を、この機会に体験してみてはいかがでしょうか。

\『サクっと株お試しセミナー』/

詳細と申込みはこちら

Student’s voice
受講生の声

労働以外の収入源を持てたことで、好きな仕事に全力で取り組める自分になれた

コロン さん(株式投資スクール)

社会人になるタイミングで一人暮らしを始めました。会社員として給料を得て、そこから毎月生活費を工面して…必然的にお金について考える様になったのです。投資について具体的に考えだしたのは、社会人2~3年目のこ …<続きはこちら>

メールマガジンに登録する
Mail magazine TOP