「働き方改革」時代に必要なお金の教養。

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「一社で一生」。
そんな終身雇用の時代が、今まさに終焉を迎えようとしています。

日本政府が今年3月に発表した「働き方改革実行計画」。
その中には、改革の一端として、副業や兼業を普及させるためのガイドラインを、2017年度中に作成することが盛り込まれています。

中小企業庁が2014年に実施した調査によると、副業や兼業を禁止している企業は85.3%に上ります。そんな企業の常識に反して、政府が自ら主導して副業・兼業を推進している。これは、私たちの働き方そのものに、政府が大きな警鐘を鳴らしている状態ともいえます。

ひとつの会社で働き続けても思ったように収入が伸びない時代の中で将来の不安のない生活、豊かな生活をしていくためにはこれからさらに自助努力が求められてくることは間違いありません。

そのための大きな解決策の一つ目が、ファイナンシャルアカデミーが一貫してその大切さを伝えている「資産運用」つまり「増やす」というお金の教養です。
そして二つ目が「稼ぐ力」。これからさらに重要性が増してくるであろうお金の教養の一つである稼ぐ力です。

では、どうすれば稼ぐ力を高めることができるのか。

答えはいたってシンプルです。
それはズバリ「自分の強み」を見極めて、社会に提供すること。

これさえできていれば、働き方改革によってどんなに環境が大きく変化しても、ずっと「稼げる自分」で居続けることができるのです。

そんな、自分の強みを見極め、稼ぐ力を高めるためのエッセンスを詰め込んだのが
9月20日に朝日新聞出版から発売になる新刊、『それ、売りますか?貸しますか?運用しますか?無料という手もありますよ。』
私のこれまでの著書の中でも、もっとも長くてややこしいタイトルです(笑)。

タイトルの先頭にある「それ」とは、自分の強みのこと。
スモールビジネスを立ち上げたり、副業や兼業をしている9人の方の悩みを実際に聞き、具体的なアドバイスを行ったやりとりをそのまま実録しました。

今すぐに起業や副業を考えていなくても、誰にでも応用できる、「稼ぐ力」を身につけるためのノウハウを惜しみなくお伝えしています。

“一億総副業時代”はもうすぐそこまで来ています。
これからのキャリア人生の可能性を広げたいすべての人に読んでほしいと思っています。

著者プロフィール

泉正人

日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じ、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立、代表に就任。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行い、義務教育で教わらない「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。

『お金原論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『仕組み仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書は30冊累計130万部を超え、韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されている。

ファイナンシャルアカデミーグループ代表。
泉自身が講師を務める月額動画コンテンツ
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