成人年齢の引き下げで思うこと。

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今日から成人年齢の引き下げ。18歳で成人になります。

今までより2年早く、大人の仲間入りできることはメリットも多いですが、契約や借金を自分の意思のみで進められる責任やリスクも対になります。

資産運用についても、自分の意思のみでできるようになりますが、多くの人が資産運用を教わる機会のないまま成人し、お金の知識を持たないまま社会に放り出されます。

この4月から金融教育が高校の学習指導要領に入ることとなりますが、教えられる教員がいないという問題もあり、浸透するまでは多少の時間を要するかもしれません。

ファイナンシャルアカデミーでは、14年前の2008年に子供向け金融教育をスタートさせ、100校3,000人を超える子どもたちにお金の勉強を無償提供してきました。

お金の役割や、価値と価格の違い、株式会社の仕組み、などを教えてきました。しかし、これらはあくまでも知識の一つでしかありません。

もっと大切なのは、お金のことを学ぶ目的。
私たちが子どもたちに教えてたその目的とは、「お金のことを考えることは、自分の人生について考えることと同義」ということ。

お金持ちになるためでも、投資で成功するためでもなく、自分の人生について考え、そこにお金が必要なのであれば、稼ぐなり、投資で増やすことが必要、と伝え続けてきました。

このメッセージについては、今日成人を迎えた約200万人の方や、子どもたちだけでなく、金融教育を受けることなく大人になった全ての方に伝わるといいな、と思っています。

著者プロフィール

泉正人

日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じ、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立、代表に就任。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行い、義務教育で教わらない「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。

『お金原論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『仕組み仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書は30冊累計130万部を超え、韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されている。

ファイナンシャルアカデミーグループ代表。
泉自身が講師を務める月額動画コンテンツ
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