お金の使い方は自然に身に付く?

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昨日、私が客員教授を務める神戸夙川学院大学で、マネーマネジメント講座の教壇に立った。

お金の基礎を学ぶこの講座は、今では神戸夙川学院大学の必修科目になっている。

「経済の知識は社会人として生きる力になる」というコンセプトのもと、大学の必修科目に、お金についての知識を身に付けることが取り入れられるのは、とてもうれしく思う。
 
 
「お金の使い方は自然に身に付くものだ」
「改めて学ぶ必要はない」
という認識が、まだ一般的かもしれない。
 
でも実際には、お金の使い方や管理がうまくできない大人は多い。。
それは、お金をうまく稼げるのと、管理して使う能力というのは、別物だからだ。

大学生からマネーマネジメント講座で学んでおけば、その知識は、社会に出てから必ず役に立つ。私自身、社会に出てから、お金の知識がなく失敗したことがあるので、その経験からも自信を持ってそう言える。

給料を好きなだけ使ってしまったり、無理なローンを組んでしまうということが無くなり、生活の基盤をしっかりと築けるはず。。

受講してくれた学生さんは、皆真剣な面持ちで耳を傾けてくれ、教壇に立つ私も、いつも夢中で話をしてしまう。
 
 
お金の知識を伝えていくことは、本当に楽しく私の使命だとも思う。

学生のみなさん、また来週もよろしくお願いします!
 

著者プロフィール

泉正人

日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じ、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立、代表に就任。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行い、義務教育で教わらない「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。

『お金原論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『仕組み仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書は30冊累計130万部を超え、韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されている。

ファイナンシャルアカデミーグループ代表。
泉自身が講師を務める月額動画コンテンツ
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