「社員の自立」を考え社員向け研修に金融経済教育

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オプトホールディングさんで、 お金の教養講座が社員研修プログラムとしてスタートしました。

社員の平均年齢が30歳のオプトさんでは、 社員が結婚、出産、住宅購入など、 人生において大きなお金の決断が発生する時期でもあるため、 お金の教養を高め、経済的自立をサポートすることを目的に、 社員研修を行うことになりました。

オプトホールディングCEOの鉢嶺さんのブログでも、 社員の自立についての想いが書かれていますが、 社員が幸せな状態とは、一人ひとりの社員が自立できる状況、 と言っています。 35歳までにどんな環境でも食べていけるスキル、経験、人脈を築き上げ、 人として自立する状況になることが大切。 そしてその自立した状況をつくるために、 会社としてたくさんの研修プログラムを用意している会社なのです。

そんな強い想いがあり、 80名定員の希望制で、社内募集がスタートした12時間後、 満席となり受付を閉めきったとのこと。 学生時代でも社会に出てからも、 お金の事を体系立てて学ぶ機会はまずないので、 学びたい人がたくさんいることがわかっていましたが、 ここまで人気ぶりには驚きました。

社員の家計が不安定であれば、会社の資産や情報に手を付け、 会社にも顧客にも大きな迷惑と損害を与えてしまう可能性が高まります。そしてそういう事件が、実際、最近増えてきています。 社員一人ひとりが、お金の知性を高め、家計を安定させ、 仕事に集中できる環境を作ることが、大切です。

自分の家計管理がしっかりできる社員は、会社の経営もしっかり考えています。 自分のお金をバランスよく扱えている社員は、会社のお金もバランスよく扱えます。

全4回のカリキュラムの前半のみですが、受講した社員さんからの感想を聞き、 このような研修会を開かせていただいたことに嬉しく思い、 そして意義を感じた瞬間でもありました。

最後に、その感想の一部を紹介します。

 

是非、パートナーと一緒に受講したい内容でした。

今後どのように改善してゆけば良いのかを具体的に考えられるようになったと思います。

原理原則を学ぶことなど、他の分野と共通することが多いという気付きを得られて良かった。

自分のステージを把握できたことがすごく良かったと思う。

お金との上手な付き合い方だけでなく、人生の指針にも繋がるような話で大変興味深かったです。

特にステージ=価値観や、ステージをバランス良く上げることの重要さがビックリでした。

お金について真剣に、真面目に考えることはなかったので新鮮だった。

お金に対する将来的な不安は漠然とあったが、 今現在の生活をより良いものにするためにもお金の教養を身につけるべきと感じた。

社会還元や使い方など、お金の教養=豊かさに共感できた。

「お金」というものだけでなく、人生について考えさせられました。

著者プロフィール

泉正人

日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じ、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立、代表に就任。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行い、義務教育で教わらない「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。

『お金原論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『仕組み仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書は30冊累計130万部を超え、韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されている。

ファイナンシャルアカデミーグループ代表。
泉自身が講師を務める月額動画コンテンツ
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