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3分でわかる!株価と企業価値の関係性

<質問> 会社の株価は高いほうが良い会社だ、と認識しています。つまり、株価100円と株価300円の会社であれば、300円の会社の方が良い会社という認識ですが、これは正しいですか?

<回答> 実は、会社の価値は株価を見るだけでは判断できないのです。株価100円と株価300円という株価情報だけだと、どちらが良い会社(企業価値の高い会社)というのは判断できません。

「企業価値の高い会社=良い会社」という前提でお話ししますと、企業価値というのは「時価総額」で表されます。時価総額はどのように求められるかというと、「株価✕発行株数=時価総額」となるのです。

つまり、株価100円と株価300円が比較できないというのは、発行株数が加味されていないので、どちらが時価総額が高いかがわからないのです。

▶︎発行株数が同じ会社の例
株価100円✕1万株=時価総額100万円
株価300円✕1万株=時価総額300万円
となりますので、株価300円のほうが良い会社(企業価値の高い会社)となります。

▶︎発行株数が異なる会社の例
株価100円✕5万株=時価総額500万円
株価300円✕1万株=時価総額300万円
と逆転することもあるのです。
このように、株価はその会社の価値の変動を見ることができますが、株価だけで他社との比較はできないということなのです。


株価ではなく、時価総額で会社の判断をするというのが理解できたと思いますが、ではどのくらいの時価総額があれば、本当に良い会社になるのでしょうか。

これには諸説ありますが、大企業とベンチャー企業の2軸で考えてみます。
大企業とは、トヨタやユニクロ、商社などの創業から何十年も経っていて社員1万人超くらいの会社をイメージしてみてください。このような大企業になると、日本では時価総額1兆円を超すと良い会社と言われるようになります。上場企業約3,800社中、100社前後が時価総額1兆円を超えています。上場企業の中でトップ3%ということですね。
一方で、創業10年以内、上場してからまだ間もない企業をベンチャー企業と定義すると、日本では時価総額1,000億円を超すと良い会社と言われるようになります。ただベンチャー企業の中で約10〜20社しか時価総額1,000億円を超える会社はありません。

なお日本以外にも視野を広げてみると、面白いことがわかります。米国で良い会社と言われている企業の時価総額は100兆円を超えています。明らかに大きな違いがあることがこの時価総額を見るだけでもわかるかと思います。

株式投資で成果を出すためには、広い視野を持つことが必要となります。投資家として株価はとても気になりますが、株価だけを見るのではなく、その企業の時価総額までを見る習慣を身につけていきましょう。どのくらいのサイズの企業なのかを考えながら株式投資を行うことができれば、もう一段視野の広い投資家になれますので、今以上に成果も出しやすくなるでしょう。

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