ホーム 資産が増える「お金の脳トレ」 46歳男性、手取り50万円:贅沢していないのにボーナスで赤字補てんが発覚。マイホームや車のローン返済に教育資金‥将来が不安
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46歳男性、手取り50万円:贅沢していないのにボーナスで赤字補てんが発覚。マイホームや車のローン返済に教育資金‥将来が不安

<質問> 結婚して10年。順調に収入も増え、2年前にマイホームも購入しました。今後は教育費が大きくなるので、家やクルマのローンの返済をしながら貯蓄するため、生活も決して「贅沢」をしていないつもりです。ところが、貯蓄がまったく増えていないことに気づき、家計を分析してみると、なんと毎月赤字続き。ボーナスでなんとか穴埋めしているという状況がわかり、ショックを受けています。どうしたらいいでしょうか。

 

<回答> 今後かかるであろう教育資金を考えていくと、貯蓄ができない現状、心配になりますよね。

でも、安心してください。まずは、その現状に「気づく」ことが家計改善の第一歩です。すでに家計改善に踏み出しているのです。

その上で、すでに家計を分析されているとのことですが、自分の家計簿と照らし合わせながら、赤字体質から抜け出す2つのポイントをおさえてみてください。

▷1. 赤字の要因となっている「ローンを返済」する

住宅ローンと車のローンの返済合計は、家計支出に対してどれくらいの割合を占めていますか。ローンの返済割合が25%を超えてくると、一般的に家計は余裕がなくなります。毎月切り詰めてもなかなか貯蓄ができない状況です。

まずは、良い条件の金利の安いローンに切り替える「借り換え」をして支払い総額を減らすことができないか検討したのち、ある程度の貯金があれば、ローンを繰上げ返済してしまうとよいでしょう。一般的には住宅ローンより、自動車ローンのほうが金利が高いので、金利の高い自動車ローンを優先して返済するのが鉄則です。

また車を手放してしまう、というのもひとつです。利用頻度に合わせてカーシェアリングという選択肢も検討してみてください。

もし毎月の自動車ローンの支払いがなくなれば赤字を解消し、毎月の支出が減るだけではなく、金利の分も節約できるでしょう。赤字補てんに使っていた、ボーナスを貯蓄に回しましょう。

ただ、住宅ローンに関しては、貯金額を鑑みて繰上げ返済をしない、という判断も必要です。手元に貯金がなくなり、想定外に発生してしまったリスクに対して、さらに別の高金利のローンを組むようなことになってしまっては元も子もありません。

 

▷2. 生活水準が少しずつあがっていないか?「パーキンソンの法則」

「贅沢はしていない」と認識しているようですが、収入が順調に上がっていく人に多いのが、気づかないうちに「ちょっとだけ贅沢」になっていて、必要以上に生活水準が上がっている可能性が高いことです。

これは「パーキンソンの法則」が働いているからなのです。このパーキンソンの法則とは、収入が増えれば支出が増えるというものです。

初任給のときのままの支出で生活できていれば、給料が増えるごとに貯金が増えていくはずです。しかし、パーキンソンの法則によって、質問者さんは、収入に比例して少しずつ支出が増えている可能性が高いです。”少しずつ”というのがポイントで、実感として「贅沢している」という感覚は薄れがちですが、一度慣れてしまった生活レベルを落とすのは思いのほか難しいものです。

とても地道な作業ですが、支出の優先順位をつけて、順位の低いものから見直す意識をしていきましょう。

例えば、「家族で旅行をしたい」のなら、その予算を貯めるために節約することです。一方的に我慢するのではなく、叶えたい目標やイベントと節約をセットで考えて家計にメリハリを利かせることが重要です。


こうしてメスを入れた家計改善でできた黒字分は、さきほどの「パーキンソンの法則」を逆手にとって、
▷「先取り貯蓄」することで、最初からなかったものにしてしまい、実質的に収入を減らしてしまいましょう。
「使える分はこれだけだから、どう使おうか」という意識でやりくりしてみてください。

さらに、子どもが小学校に上がる時期などに合わせて、可能なら専業主婦の奥さんも月4万~5万円程度のパート収入を得ることを検討すると良いでしょう。それがほぼ全額先取り貯蓄できるなら、家計が一気に改善され、将来の選択肢は増えていくでしょう。

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