資産が増える「お金の脳トレ」

お金はあなたを映す鏡

2013年度、高校2年生に対して、放課後に特別授業として開催された「お金の教養講座 for STUDENT」。生徒からも先生方からも素晴らしい授業だった!という反響の良さに、その翌年から家庭科の本授業として採用されることになり、それ以降、毎年行っています。

この授業は、ワークショップ形式で、みんなで参加型。

最初にする質問。

  1. ここ1年以内のおおきな買い物はなんですか? 
  2. 普段自分が何にいちばんお金を使っていますか? 
  3. いくらでもお金を使えるとしたら、何に使いますか?

この3つの質問をみんなに書いてもらって、それを匿名で発表する。

そうするとどうでしょう。だいたい、だれが書いたかがわかるのです。

たとえば、音楽好きな人は、こんな感じの答えです。

  1. バイオリン 
  2. コンサートのチケット 
  3. 好きな部屋で好きな楽器と過ごす

その人の人となりが、おおよそ見当がつくようになります。

つまり、お金はあなたを映す鏡。お金の履歴が、その人の行動やライフスタイルにあらわれてくるのです。

お金の事を学ぶということは、お金儲けという話ではなく、お金の教養を身につけるということ。

お金の使い方をみると、その人そのものがみえてしまうので、自分自身の行動と結果を振り返ることができるのです。

人格形成期にお金について学ぶ事はとてもいいことで、自分を客観的にみて、もし間違っていたら、方向を修正していく力が身につきます。

この回のタイトル。

「信用が社会の中心で回っている」

お金について知ることで、信用経済を学んでいくという内容で、このようなものを高校生から学んでいくのです。

・信用は、過去の行いの積み重ね
・過去の行いは、日々の行いの積み重ね
・社会的信用が高い職業は…
・信用の裏側をうまく使う詐欺の手法
・クレジットカードの信用で成り立っている
・信用と金利はシーソー

そして、最後にお伝えするのが、「お金は信用を見える化したもの」

つまり、信用がないとお金は入ってこないし、自分の信用以上のお金が来ることもないし、信用を作るために、いまの学校生活があり、毎日がある。

2022年度からは成人年齢が18歳に引き下げられ、18歳から自分の意思でローンや様々な契約ができるようになります。

自分らしい人生を歩むためにも、高校生の時から、正しいお金の知識を身につけることは今後ますます重要となるでしょう。

私たちは、これからもたくさんの学校で、お金に関する出張授業を実施し、義務教育で教わらない「お金の教養」を正しく学び育む機会を広げたい。そして、夢を持って、自立した未来を育んでいってほしい。そう思っています。

ファイナンシャルアカデミー代表 
泉 正人

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