丁寧な暮らしを心がけています。それは自分を大切にすることとも言えます。それでは何故丁寧に暮らすのか。それはそうするといいことが沢山あったからなのです。
口に入れるものを考える
丁寧に暮らすと、食べることは空腹を満たすだけとは考えません。とても便利だけれど、やむを得ない時以外、食事をカップ麺にするとかそういう事をしなくなります。
三食きちんとつくり、外食は高級レストランでということではなく、家でも外でも心のこもったものを美味しく食べたいと思うように。
日本には保存の効く食材が多く、どれもごはんによく合います。好みのものを常備しておけば、時間がない時にはそれを具材におにぎりを作ったり、炊きたてごはんにのせたり。シンプルだけど温もりのあるものを良さがわかるようになりました。
口が淋しいからと、ついポテチに手が伸びるということが自然となくなります。私は主婦になってから鍋でご飯を炊いています。そうするとお米が艶々に光って美味しくなるのです。ちょっとした手間で小さな幸せを感じることができます。
部屋が整うと無駄使いが減る
丁寧な暮らしを心がけると普段の生活に心地よさを求めるようになります。それは立派な家具を置いたり飾り立てるということではなく、部屋を片付け整える。掃除をして、清潔にする。その心地良さが分かると、自分の好きな物に敏感にもなります。小さなお花を飾ったり、リードディフューザーを置いてお部屋を心地良くしたり。そんなことで、満足度が上がるので、安かったからとか、あると便利といった理由で物を買ったりしなくなります。結果、無駄使いが減ります。
実はダイエット効果がある
丁寧な暮らしは手足をまめに動かすので家事がいい運動になっています。
高いジム会費を払って汗を流さなくても、そんなに太ることはありません。
長い目でみれば手足を使うことは老化防止になってきます。
丁寧に自分を扱うようになる
丁寧に生きようと思えば、まず自分を大切にします。自分の喜ぶことが分かるようになりますし、自分を丁寧に扱うようになります。自分の健康には気を配るのは当然ですが、体の端っこ指先や爪などに気を配るようになります。
私はトリートメント効果のある美容液マニキュアを愛用しています。指先が美しくなると自然と手にクリームを塗るようになります。手入れされたネイルをみるとモチベーションが上がり、どこからか自信が湧いてきます。そして無意識に手の動作にも丁寧さが生まれ女性らしさがアップするように思います。夏場は特にくるぶしやかかと、爪回りを特に念入りにしたい。すると素足にサンダルを履いてみたくなります。
時間とお金にゆとりを生む
丁寧な暮らしを実践する人は、家中がピカピカでお料理もバッチリ。インテリア雑誌にある風景。そんなイメージがありませんか。それに捉われると、家事に疲弊してしまいます。
例えば玄関とリビングだけは綺麗にし、それを毎朝5分ほどでキープする。1日1箇所だけさっと拭き掃除してローテーションで回していくだとか。そうすると小ざっぱりして汚れもたまりません。それには大きな時間は必要ありません。
大掃除の必要もなくなります。お料理も、旬の食材をメインに考えると、シンプルでもおいしく、そして安価で栄養価も高い。1品だけは作ってあとは簡単な物を合わせても満足な食卓となります。完璧を目指すと尻込みしますが、あくまでも自分レベルが継続の秘訣。コツコツ続けていくと、時間もお金にも余裕が生まれるように思います。
普段の暮らしに、ちょっと丁寧さを心がけてみませんか。