
ホワイトデーも間近ですね。
パートナーのためのプレゼントは決まりましたか?
今回のテーマは「婚活と年収」です。
独身者は増えていますが、結婚を希望されている人も多く婚活市場は2,400億円規模にまで発展しています。
それだけ、パートナーを求める男女が多いということでしょう。活動されている人の年齢層も20代や30代にとどまらず70代などシニア層の婚活アクティビティも多く見かけます。
しかし、婚活市場の拡大は活動する人の年齢層が上がっただけが理由ではないようです。婚活期間が長くなっていてそれが、婚活市場の拡大につながっているようです。
その理由についてご説明しますね。
婚活期間が長引く理由
最近、発言小町などで、炎上しているトビ(投稿)の多くがこの婚活系です。
パターンとしては、婚活中の男女がなかなか相手に巡り会えない。
ご自分の理想を投稿に書く⇒炎上というパターンです。
そんなにものすごい、内容を記載しているのか?とよく読んで見ると
女性の場合
・見た目清潔感あるひと
・身長は自分より高く合って欲しい
・年収400万以上
・正規社員や安定した職業の方希望
男性の場合
・35歳位まで
・ルックスはやはり清潔感ありが多い
・年収にはさほどこだわり無し
・同居希望
ざっと見た感じこんな条件をだしている方が多いです。
でも婚活期間を見ると、1年位なんて余りなく短くても2年~3年、長いと10年活動している人もいます。
こんな場合の炎上レスは「何年も理想高すぎに気がつかないの?」というレスが多いです。
本当に「理想が高すぎる」のでしょうか?
年収400万以上で独身の男性はどのくらい存在するのでしょうか?
独身男性の年収について、調べてみるとミスマッチが起きていることがわかりました。
年収とのミスマッチ
次の図表をご覧下さい
PRESIDENT Online 正視に耐えない残酷な現実「男性の年収と未婚率」
教育社会学者 舞田敏彦氏より引用
対象が30代という年代限定ではありますが、女性の希望する年収400万以上の未婚男性は全未婚男性の3割を切っています。
年収300万未満男性が最も多いわけですが、女性が結婚相手として300万未満男性を希望する、または年収は不問とする割合は全体の1割にとどまっています。
希望する条件にあった男性がそもそも少ない、ボリュームゾーンの男性の条件を希望する女性がいない。婚活期間が長くなっている原因はこのミスマッチが原因ではないでしょうか?
また400万以上の未婚男性自身、パートナーがいて婚活をしていない、また仕事が忙しくまだ結婚は先でという場合もあるでしょう。
そうなると婚活対象としての男性は、年収400万以上の男性全体の1割か2割となってしまいます。
これでは、出会いがないのも無理ないかもしれませんね。
残念な婚活で疲れないために
収入と安定した職業を相手に希望しても、現在は新卒でも非正規が多くまた終身雇用など望めない現状です。
婚活に成功された方の体験などをネットで拾っていくと、やはり年収の枠を下げて広く浅く活動されている人が早く決まっています。
条件としては
・年収は300万台~
・年齢はプラス10歳前後
・離婚経験者OK
・転勤者 OK
このあたりを条件で飲み込むと対象が広がるようです。
でも、最後は人柄ですよね。
どんなハイスペックな人でも性格が合わない人同士ではまとまりにくいでしょう。
条件は微妙でも、話をしてみて人柄にひかれて成婚となるようです。
婚活を何年も行い、消耗する日々を過ごすよりは、年収にこだわりすぎず、出会いを楽しみたいですね。
経済的に自立しようという気持ちが確かなら、相手の年収に拘りすぎる必要もなくなります。婚活の成功は案外、「お金に対して自信を持つ」ところから始まるかもしれません。
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