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2020年3月12日更新

3月〜5月の残業に注意!社会保険料の決まり方をチェック

毎月お給料から大きな金額を引かれる社会保険料。この金額が引かれていなければ手元に残せるお金が数万円増えるのに…なんて思ったりもしますよね。社会保険料がどうやって決まるのか、皆さん知っていますか?今回は今知っておきたい社会保険料の決まり方をわかりやすくご説明していきます。

社会保険料の仕組み

毎月のお給料から引かれる社会保険料とは、健康保険(+介護保険)と厚生年金を合わせたもの。たいていの人がその月のお給料が翌月に支給されると思いますが、社会保険料は基本的には毎年10月に支給される9月分のお給料から、前年のお給料の金額によってその金額が変わっているのです。
ここで注意しなければいけないのが、1年の社会保険料の決まり方です。

どうやって決まる?注意することは?

会社勤めの場合、4月~6月に支給されるお給料の平均額で、次の1年の社会保険料が決まります。つまり、たいていの人は3月~5月のお給料の金額により計算されることになります。お給料といっても毎月決まった基本給のほか、残業代や休日出勤の手当てなど、上乗せで支払われる金額についても計算の対象となるため、金額は常に変動するということです。
金額が変動するとなると、気にしておきたいのがこの時期の残業代。3月~5月に残業が多く、4月~6月に支給されるお給料の金額が増えると、その分社会保険料の金額も高くなるということ。ほかの月に残業をして支給されるお給料が増えたとしても基本的には社会保険料の金額は変わらないので、額面上は年収は同じでも、引かれる社会保険料が異なり、3~5月に残業などが多かった人とそうではない人とでは手元に残るお金が変わるという現象が起きてしまうのです!

保険料が高くなる=悪いことではない

月々の社会保険料が増えて、その分手取りが減ってしまう…となると、この期間の残業はなるべく減らしたいと思う人もいる一方で、忙しい時期で残業を減らすにもなかなか難しい…という人もいるはず。社会保険料の支払いが多いと、将来もらえる年金の受給額も増えたり、けがや病気で仕事にいけなくなったときにもらえる傷病手当の金額が増えたりと、何かあった時や将来のための社会保障の金額が増えたりもします。若い世代だと、年金をもらえる年齢になるときには年金がもらえるかどうか不安だったり、元気だからあまり恩恵が受けられないかもしれないという懸念はありますが、社会保険料が高い=損ではないということは覚えておいてくださいね。
また、毎年9月に1年間の社会保険料が変わるとお話しましたが、基本給が変わり、金額が大きく増えたり減ったりした場合などは、9月のタイミングでなくとも社会保険料の金額が改めて計算される場合もあります。万が一大きくお給料が減ることになったときなど、元の高い収入のままの社会保険料ではなく、条件に合っていればきちんと収入にあった金額に変更されるので、安心しましょう。
なかなか学ぶ機会がない社会保険料の仕組み。ただ高いなと思うだけなく、まずはきちんと仕組みを理解しておくことに意味があります。残業の調整など実際は難しいかもしれませんが、どういった場合にどのような変化があるかを念頭に置いて、いろいろな対応ができるようにしておきましょう!
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この記事のライター

横川楓

ファイナンシャルプランナー(AFP)、経営学修士(MBA)。マイナンバー管理アドバイザーなどを取得し、ミレニアル世代のお金の専門家/経済評論家として「お金のことを誰よりも等身大の目線でわかりやすく」をモットーに、みなさんのマネーライフをハッピーにするべく活動中。一方で、アイドルと漫画が好きな普通の20代女子。最近は某探偵漫画のトリプルフェイスにはまり中。2月8日に初の著書『ミレニアル世代のお金のリアル』を発売中!
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