自分らしく生きるために人生の踊り場でどう向き合うか

2018年10月10日

今からちょうど10年前のこと。自立した女性に憧れて就職活動をし、希望の職種には就けませんでしたが、正社員になることが出来ました。
希望に満ちた新たな人生のスタートを切ったのが45歳の春でした。

神様がくれた人生のターニングポイント


その翌月、夫婦関係が破綻する出来事を見つけるのです。
私はこれを神様がくれた人生のターニングポイントだと思っています。憧れの自立は必須事項となったのです。
一見ネガティブな出来事のように感じますが、今から思うと自分が進化するきっかけだった思えます。
30代の社員に混じって最年長の新米社員。もちろん未経験。自分より一回も年齢が下の女性にキツイ態度で接せられかなり精神的ダメージを受けました。
おまけに、へとへとになるまで働いてもお給料はとても少なかったのです。転職がうまくいったという状況ではないですが、肌身でそれまでとは違う自分を感じていました。
自分が前に進んでいた感覚があったので、階段を上っていく感覚でした。

なりたい自分になって階段を上がる


縁あって今の会社に転職ができ収入アップを機に夫と別居。その時に自分の人生について深く考えました。「自分は何が好きでどうなりたいのか。そのためにはどうすればよいかを考える。そして行動していく」それは自分の在り方を生活のシーンの中で表現していったのです。
例えば、一杯のコーヒーを丁寧にいれることであったり、小さな一輪の花を欠かさず飾ってみたり、観葉植物を育てリビングを整えることであったり、手作りパンやケーキなどを作り食卓を賑わせたり、食器を好みのものに変えていったり。
自立に挑戦して自分の好きを手に入れ小さな成功体験を積み重ねていったのです。
そしてブログを主宰すると多くの読者の方々に恵まれ、毎日がとても充実してきました。おまけに出版までできちゃったのです。
それによって雑誌の取材協力や、ウエブコラムの仕事にも恵まれることができました。それは階段をスキップして上がる感覚でした。
90分で学べる、定年後の不安を解消したい方必見!

階段の途中には踊り場がある

それから一年数か月が過ぎました。人生とは不思議なものでこのまま順調に階段を楽々上がって行くのか?と思っていたらそんなことはなくて、毎日が平穏に過ぎているのにどうも違和感がある。
なんだかすっきりとしない。
階段を楽々上がっていたのにふと気が付くと「あら?」一つも前に進んでない。丁度、踊り場で上るのか下りるのか足踏みしている感覚です。

再びターニングポイント


そういう時にそれまで平穏だった職場で人間関係のトラブルが起きたのです。
私はまたしても神様がくれたターニングポイントがやってきたなと思ったのです。
辛い状況を機に自分自身と向き合う日々が始まりました。職場トラブルは解消し、人間関係も一新。業務軽減で人手も増え、助けてくれる人もいて、働く環境は前より整えられたのですが、どうも違う。
その場に居ると違和感を感じるのです。そして心も体も非常に疲れやすくなりました。

自分らしさを手にして進む

この違和感、このまま見過ごすのも人生の選択肢としてはアリだと思います。けれど私は、再び「自分は何が好きでどうなりたいのか。そのためにはどうすればよいかを考える。そして行動していく」にまた元に戻ってきました。
45歳で初めて就活して時のように、不安と期待とごちゃごちゃになりながらも、今度は「自分らしさを手にして」新たなステージへと一歩踏み出し始めました。
あなたのステージは今どこですか?

この記事のライター

中道あん

Ameba公式トップブロガー。「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。https://ameblo.jp/aroundfifty50/
45歳で再就職し自立。2男1女は成人し、要介護2の実母は有料老人ホームで暮らす。同世代の女性に向け日々の暮らしのあれこれをブログに綴り、実りある人生を歩んでいけるようなライフスタイルを発信。著書に50代、もう一度「ひとり時間」(KADOKAWA)。

About the author

お金の教養をもっと知るには?

お金の教養スクール体験セミナー

学べる3つのこと

家計から保険、年金、税金まで「学校では習わなかった」人生に必要なお金の知識がまるごと学べます。お金に対する考え方や付き合い方が、今日から変わるセミナーです。

受講料 無料
受講期間 申込みから3日間

申込みかんたん30秒!

ファイナンシャルアカデミーは
「お金の教養」を身につけるための
日本最大級の総合マネースクールです。

開講年数No.1|受講生数No.1|受講生満足度98.7%

※調査実施期間:2021年9月21日~2021年10月1日 ■開校年数:開校からの年数及び事業の継続期間 ■累計受講生数:開校から調査時点までの、講座受講申込者の総数。■受講生満足度:2021年上半期の有料講座が対象。当校調べ。■調査範囲:日本国内 ■第三者機関名:株式会社 ESP総研 調べ(2021年10月1日時点)