ひとり暮らしでも貯金はできる!そのために知っておきたい生活費の相場

2019年3月2日更新

春の引越しシーズンが近づくと、ひとり暮らしを始めたいと思う人もいるでしょう。でも、お金がかかりそうだし、貯金ができなくなりそう……とモヤモヤしている人もいるはず。まずはひとり暮らしにいくらかかる生活費の相場を知ることから始めましょう。
マネープランをきちんとすれば貯金だってできますよ。

ひとり暮らしの生活費、費目をチェック

実家を出てのひとり暮らしでは、家賃や食費、光熱費がかかることは簡単に想像できますが、ほかにもお金がかかる項目は多々あります。ひとり暮らしを初めてから思いがけないお金が発生しては大変ですから、事前に把握しておきましょう。
生活費の費目には次のようなものがあります。
・家賃
・光熱費・水道代
・食費
・日用消耗品代
・通信費
・保険料
・交際費
・被服・美容代
・交通費(駐車場代)
通信費や交際費、被服・美容代は実家暮らしでもかかっていますね。ただ、ひとり暮らしになってから、実家暮らしの時と同じように使ってしまって家計のパンクに繋がるといけませんから全体の生活費相場と収入を確認し、収支のバランスを保てるようにすることが大切です。

地域によって変わる生活費の相場、あなたの地域はどれぐらい?

地域が違えば物価も違うもの。総務省の「家計調査(2017年)」より、働くひとり暮らし世帯の家賃を除いた平均的な地域別生活費と、地域差が出やすい費目をみてみましょう。
ただし、生活費のなかでも特に地域差が出やすい家賃は除きます。

皆さんがお住まいの地域の相場を掴んでいただけたでしょうか。ただし、あくまで大勢の対象から集めたデータの平均値ですから、人それぞれの暮らしぶりによって生活費は変わってくるものです。あくまで生活費の目安として、いまのあなたの手取り給料でやっていけるか比べてみましょう。
一番上列の消費支出には通信費や交通費、被服・美容代、交際費などが含まれています。いまあなたが実家暮らしのなかで月々支出しているこれらの費目に表中の食費・光熱費を足してみてください。家計全体の収支がマイナスになるようなら、これらの費目のどれを削減できるか検討してみましょう。

ひとり暮らしでムリなく貯金するコツは?

ムリなく貯金していこうと思ったら、生活費の場合と同様に、まずは費目ごとに比率を組んで予算を立てていくのがおススメです。そのための黄金比率をご存知でしょうか。
黄金比率は「貯金:生活費:自己投資」=手取り収入の「2:6:2」の割合。給料の2割は貯金に回すと決めれば、早速、給与天引きや自動振替で先取り貯金を申し込みましょう。先に貯金分を確保してしまえば放っておいてもお金が貯まっていきますよ。
手取りの6割は生活費です。このなかで家賃・保険料・食費・光熱費・水道代・通信費・被服・美容代・交際費・雑費などをやりくりしてみましょう。先にみたように、地域によってある程度の相場がありますから、今加入している保険や携帯のプランなどの見直しが必要になるかもしれません。見直しには少し手間がかかりますが、これも一度やってしまえばあとは何もすることはありません。
毎月支払額がほぼ一定の家賃や保険料、光熱費などはクレジットカード払いを利用するのもいいでしょう。こうすることでどんどんポイントも貯まっていきます。貯まったポイントで年に何度か自分にプレゼントしたり、現金化していけば先取りの貯金にも手をつけることもないでしょう。
ひとり暮らしを楽しみながら、貯金もきちんとしていける、そんなやりくり上手を目指していってくださいね。
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この記事のライター

續恵美子

ファイナンシャルプランナー(CFP®)
夢や希望を持ちながらも、一歩を踏み出せない――お金の知識を教えることで、そんな女性が一歩踏み出す支援をしたいという想いとともに、ファイナンシャルプランナーとして活動。
プライベートでは南仏移住して10年以上。仕事・家庭・自分の人生を活き活き送る、多くのフランス人女性から学んだことを日々の活動に実践している。

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