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2019年8月31日更新

定年後の勝ち組、負け組

こんにちは。
こめまるです。
僕が退職する少し前、会社の休憩室でコーヒーを飲んでいると、10歳ほど年下の現在営業部長職の後輩が寄ってきて、「こめまるさんはいい時辞めるますね」と少し羨ましそうに声を掛けてきました。
僕が、「既に定年退職しているし、遅かれ早かれ辞めるよ。」というと、
後輩は、「今は人手不足で、若い社員も定着しないので、穴埋めは僕ら役職者がしなければならないので大変なんです。」
僕「そうだな。どの部署も人手不足は感じている。」
後輩「こんなしんどいんだったら、辞めちゃおうかな。独り者だし、家もあるし、月10万もあれば生活できるし。」
とその部長職の後輩は、疲れた表情で話していました。
周囲に人がいなかったから本音が出たのでしょう。

中小企業と言えども部長職ならそこそこの年収もあるはずです。
でも仕事がハードなのは見ていてわかります。
人手不足の穴埋めをしなければならないし、実績が上がらないと経営側から追及もされます。
辞めたくなるのはわかります。
しかも彼は独身で、持ち家もあるし、アルバイトで月10万円も稼げば暮らしていけるでしょう。

会社員の勝ち組、負け組という考え

僕は根っからの昭和世代で、入社した頃は、仕事に打ち込み、給料が上がることが楽しかった世代です。
でもそれもバブルが崩壊し、’93年に結婚した頃から少しずつ意識が変わりました。
しかし2003年に新しい部門を立ち上げ、そこの責任者に抜擢された頃にはまた元の上昇志向が戻っていて、年収1,000万円達成を目標にしたものです。

直接コンサルタント会社の指導も受けて、頑張っていましたが、そのコンサルタント会社が倒産して何を信じていいのかわからなくなりました。
当時の僕は、会社での役職を上げて、給料が上がることが勝ち組で、そんなの気にしないでマイペースでやっている社員を負け組だと思っていました。
でも結局僕は、部長職まで行きましたが、退職する5年前には係長クラスに落ち着きました。給料は最盛期の3/4位になっていました。
大企業なら役職定年のようなものだったのでしょう。
ただ違うのは忙しさや責任は変わらなかったということです。
これが中手企業の哀しさでしょう。採用が大変なのです。

定年後の勝ち組、負け組

僕は、会社員において勝ち組、負け組と決めつけるのは好きではありません。
人生は、勝った負けたなどのいう勝負事ではないからです。
今際の際に、幸せだったなと思えれば良いと思っています。
Yahoo!知恵袋を見ていると定年後の貯金が5,000万円もあるのに、家族とうまくいってないという相談があると思えば、月8万円程度の年金だけで幸せに暮らしているご夫婦もいます。
幸せそうに見える家族と本当に幸せな家族は違うのです。

会社員として出世して役員になり、60歳を過ぎてもそれなりの重職についている人は大変だなと思います。好きでやっているならいいですが、そうでない人もいるでしょう。
一方、会社員時代はうだつが上がらなかったけど、定年退職してから好きな仕事や趣味に打ち込み活き活きと生活している人もいます。

定年後の勝ち組は自分のペースで働けること

定年後の勝ち組をあえて言うなら、自分のペースで働き続けられる人だと思います。
つまり、100%雇われて働くのではなく、50%以上は、自分のペースで、つまり自営で働けることが勝ち組と言えるのではと僕は思います。
つまり定年後は、自由度が高いことが勝ち組ではないのでしょうか?

昭和32年生まれの僕が子供頃は、まだ町に野良犬が多くいました。
中には僕と親しくなる犬もいてよく一緒に遊んだものです。
子供ながら不思議だったのは、野良犬と一緒に歩いていると、吠えてくる犬は決まって、繋がれている犬か、人にリードで繋がれて散歩している犬なのです。
しかし、野良犬が、繋がれている犬に吠えたのを見たことがありません。
繋がれている犬は、自由な野良犬が羨ましくて吠えたのでしょうか。
でも野良犬は大変です。野犬駆除に捕まったり、毎日のえさにも困ります。

最後に

会社員と犬を一緒にすると怒る人がいるかもしれませんが、会社員は目に見えない鎖で繋がれているようなものです。
そして定年という制度が、その鎖を断ち切るチャンスなのです。

でも起業しての自営もそれなりに大変です。
現在の僕は、自営ではまだほとんど収入がありません。
だから毎日は自分の時間を自由に使っていますが、収入のめどを立たないのでとても不安です。
僕を支えているのは、大江英樹氏の本にある、大江氏自身が、クロアチアの城壁で見つけた言葉です。
「どんなに黄金を積まれても決して自由を売り渡してはならない」
とラテン語で書かれていたそうです。
この言葉が、今の僕の支えになっています。

この記事のライター

こめまる

1957年9月、富山県生まれ、'82年早稲田大学を卒業後、都内の企業に入社。
2017年9月、同社を定年退職し、そのまま再雇用制度を利用し、継続勤務中。
現在、横浜市のアパートに妻、娘2名、猫3匹と同居。
定年後も体が続く限り働くことをモットーとし、働くことは、健康を維持し、生きがいを感じ、生活費を得る良い手段と考え、日々フルタイムで働いています。
趣味はクラシック音楽を聴くこと。現在LP、CD合わせて1000枚以上所有。聴かずに死ねるかとマニアックな名盤、珍盤を日々集め、聴きまくっています。

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