株式投資を始めた途端にコロナ騒動

2020年3月22日

『50代後半からの株式投資で資産作り』に書いたように米国株に興味がありました。1月はNYダウは買い相場のようで上がっていましたが、たまたま世界規模の悪いニュースがあり、一時的に下がったタイミングを狙って少額ですが購入してみました。コロナが中国武漢で発生した頃のタイミングで下げた日本株も購入。一時的な下げなので、そのうち値を戻しプラスに転じるであろう。のんきな予測立てていました。実際に、本当にプラスに転じて、10%くらいの利益を妄想していいたほどです。こういうのを「取らぬ狸の皮算用」というのですね。
ところが、最近のコロナ騒動です。連日マスクだけではなく、トイレットペーパーやテッシュペーパーが売切れになるニュースにうんざりしていたら、ヨーロッパ各地でも発症者が増えていき、アメリカでも発症者が増えたことで米国株は一気に下落。一瞬プラスに転じた株価はよくある例えのとおりジェットコースター並みの急落。しかも留まる様子を感じません。最初のうちは安くなったので少し買い増ししましたが、それも無駄でした。せっかく株投資を再開してこのありさま。昔の私なら、どこで損切りしようか頭を悩ませていたに違いません。
今はあきらめて静観しています。それができるのも、使う予定のない普通預金にあったお金だからです。そして、“資産とはあなたの財布にお金を入れてくれるもの”の考え方のおかげ。銀行でもどこでもそうですが、預けてあるお金の存在は、あってないようなもの。お金を使う時にこそいい働きをしてくれますが、そうでない場合は、預けているお金はそこに留まっていません。先方で何かしら運用しているはずです。手元にないお金は自分のものであり、自分のもではないということ。

最近気づいたのですが、普段の生活をみても、まとまったお金を使う予定がありません。運転免許がないので車を購入することもないし、学費が必要な子供もいない。大金をはたいても欲しいものがないのです。そんな3月、米国株の1つから配当金のお知らせが届きました。それは3ドルほどのコーヒー1杯分くらいでしたが、なんだか嬉しかったのです。理由は“資産とはあなたの財布にお金を入れてくれるもの”をプチ体験できたからです。
ある夕飯の時、NISAで投資している娘とコロナ騒動で保有残高が著しく減っているという話題になりました。「ママも損をしているけれど、死ぬまで使うことがないから別にいいの。」というと「そうだね。どうせ私のものになるのだからね。」としれっと言うではありませんか。「え?あなたにあげるとはいってないよ。」というと「まっ、子供3人で分けるから。」と娘。「ママ、お金を残すとどこの家も財産争いするみたいよ。」と。社会人1年生はそれまで知らなかった、大人の醜い争いを見てしまったんでしょうね。
50代からの資産作りは、損をしないことよりも、最後は綺麗に使うことを考えるべし。

この記事のライター

中道あん

Ameba公式トップブロガー。「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。https://ameblo.jp/aroundfifty50/
45歳で再就職し自立。2男1女は成人し、要介護2の実母は有料老人ホームで暮らす。同世代の女性に向け日々の暮らしのあれこれをブログに綴り、実りある人生を歩んでいけるようなライフスタイルを発信。著書に50代、もう一度「ひとり時間」(KADOKAWA)。
2019年2月フリーランスに転身。Eittoness美人のブログ塾やセミナー、LIFE SHIFT-BLOG LESSON を開講。https://eittoness.com/onlinesession-blog/landing_pages/view/eittoness

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