好きなことがある人に向いている?!
株に値動きはつきものです。どのように動くのは誰にも分からないのですが、こだわりのある人や好きなモノ・ことがある人は独自のアンテナを持っているため、株式投資に向いているのです。
株価の値動きの基本を押さえてみよう
株価というのは、日々刻々と動いています。利益を上げるためには、いかに安く買い、いかに高くうるのかにかかっていますが、そのためには、その株がどのように動くのかを見極めることが大切になります。
株価というのは、企業の業績の他、社会情勢や国内政治などに影響を受けて動くことが多いのです。具体的な例をあげてみると、失業率が高くなった、電気やガスなどのライフラインの料金が値上がりをした、諸外国との外交で問題が発生したなどがあります。その他、日本で発生はしないものの、他の国で戦争やテロ等が起こったなど、さまざまなことが株価に影響してきます。
これは株に投資をする人や機関が日本国内だけに留まらないことを意味することと共に、日本経済が他の国へも影響を与えているからなのです。つまり、世界はひとつの線でつながっていることを意味しているのです。したがって外国株に投資をしなくても、日本国内はもとより、諸外国の問題やニュースにも目を向けることが必要になります。
値上がりのヒントの見つけ方
そして株価の値動きを予測するために最も大切なことは、投資したい企業がどのような会社なのかを知らなければなりません。
儲かりそうな会社を探すとなると、何をどう探していいのか難しいですし、投資先を選ぶだけでも時間がかかってしまいます。そこで注目したいのが、自分が好きなモノやことなのです。
自分が好きなモノやことの場合、株価がどう動いているのかを考えなし、情報をキャッチアップしているのではないでしょうか?
たとえば女性でコスメ好きであれば、いつ、どこでどのような新製品が発売されるのか、祖限定品の販売のタイミングはいつかをチェックしているのでは?
クルマが趣味の人であれば、マイナーチェンジをするのはいつか、販売台数はどれくらいあったのか、人気の車種や中古価格はいくらになるのか、リコールの発表等をチェックしているのではありませんか?
実はこれらの情報というのは企業の業績、ひいては株価にも影響を与える要因になります。つまり、好きなモノやことがある人の方が、その分野で投資に有益な情報を得ていることになるのです。その範囲が特定の会社に留まらず業界全体であれば、一企業だけでなく、幅広く業界の動きを知ることにつながりますので、どのような会社の株が値上がりそうなのか、値上がりしにくいのかを予測しやすくなるのです。まさに「好きこそものの上手なれ」ですね。
情報のキャッチアップを継続させる
株価のために企業の情報を調べなければならないと考えると、「面倒だな」と思うかもしれません。とはいえ、自分が集めていたデータや知識がプロにも劣らない情報になり得るということは忘れてはなりません。マイペースで良いので、自分の好きなモノやことの情報を集めていくことをお勧めします。
一見すると株式投資と関係が無いようなことであっても、マニアなら、その道のプロにも負けない目線や知識が備わっていますので、自分の得意分野から投資先を見つけると楽しみながら投資の世界へと踏み出すことができるのではないでしょうか。
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