株に強い人の日経新聞の読み方

2017年1月5日

株式投資を始めると日経新聞が面白くなります!

株式投資を始めると副産物として日経新聞に書かれている内容を深く理解できるようになります。これは株式投資を始めて得られた貴重な財産のひとつだと私は考えています。ただ、元々私には新聞を読む習慣がありませんでした。たまに手にとって文面を読んでもピンと来ない。それどころか「それが自分にとって何の関係があるのだろう?」と正直思っていました。
ところが、株式投資を始めると、とたんに日経新聞の文面が目の前に飛び込んでくるようになります(笑)。
というのは、自分の大切なお金を投じて買っている株の値動きは、世界で起きる全ての出来事によって決定されるからです。こうなると、国内の政治、経済は勿論、国際事情、社会情勢、全ての出来事に対して非常に興味が湧いてきます。
「何故このようなことが起こるのだろう? この次には何が起きるのだろう?」と、自分なりの想像力を働かせることで、自分と世界が株式投資と日経新聞を通じてしっかりと繋がるのが分かります。
そして、その日経新聞なのですが、実は次の読み方をマスターするだけで、大まかな世界の動きを把握することが出来ます。
① 1面から3面までの記事を
② タイトル(お題)とリード(お題の横に書かれている2~3行の文章)だけ読む

①1面から3面はどんな記事が載ってる?

1面は今起きている出来事の中で最重要のものを日経記者がチョイスしてくれます。
ヤフーニュースなどのインターネットはとても便利で速報性と閲覧性に優れますが、ついつい自分が好きな情報を見てしまいがちですよね(笑)。
その点、日経新聞の1面ではプロによる厳選ニュースですから、安心ですね!
2面から3面の特徴は1面に準じた重要ニュースを配置しており、さらに解説記事が多いので時事の意味内容を理解するのに適しています。
また「きょうのことば」など初心者の方にも分かりやすい時事用語の解説もあります。

②プロの読み方はどんな読み方?

日経新聞の記事全てに目を通そうとすると実は新書1冊分の内容になります。これを毎日では心が折れてしまいますよね。実は日経新聞の記事は次のような特徴があります。
タイトル(結論)→リード(本文の要約)→本文(詳細内容)
ニュースの大枠を掴むのはリードまでで十分となります。実際にTVアナウンサーが読み上げるひとつのニュースもリードまでの内容であることがほとんどです。
ちなみにリードがない場合には本文の一段落目を読みます。
慣れてくれば20分程度で毎日の新聞を読めます。通勤時間や空き時間に気軽に読めそうな気がしてきませんか?

株式投資とセットで楽しく新聞購読

ただし日経新聞だけを購読しようとしてもきついと思います。
やはり小額でもいいから株式投資を始めて、自分の投資資金を世界全体の出来事に委ねることで面白みが分かります。
小額といえば例えばカブドットコム証券という会社では、ミニ株という制度もあって、数百円程度から株式投資を始めることができます。これならリスクを恐れずに株式投資を始められそうですね。
自分のお金が労働収入以外から増えていく喜びを是非体感していただき、併せて日経新聞も読めるスマートな社会人を一緒に目指してみませんか?

この記事のライター

岡田正人

ファイナンシャルアカデミー認定講師。「株式投資スクール」で教壇に立つ。予備校講師兼個人投資家。大学在学中は30カ国程の海外旅行を通して見識を広める。より多くの自由と時間を求めて、文学部卒業後独立開業資格の司法書士の勉強を会社員と並行して始める。長年の努力の末に司法書士試験に合格する。その過程で行政書士、宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、ファイナンシャルプランナー2級、ビジネス実務法務2級、法学検定上級を取得。不動産系の法律を中心に専門性を高めてゆく。趣味は読書と食事とお酒。読書は主要な日本文学と世界文学を読破することが小さな人生目標で、好きな作家は村上春樹、夏目漱石、ドストエフスキー、トルストイ等々。週末を中心に常に新しいお店を探して食べ歩き、飲み歩くのが大好き。将来の夢は世界旅行と独立開業。

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