株式投資大好きおじさんの「株さんぽ」に同行してみた!

2020年3月27日

※この記事は、東京都における外出自粛要請の発表前に作成された記事です。自宅で過ごしている読者のみなさんに、少しでも外出気分をお届けできますと幸いです。
春になりぽかぽか陽気になってきましたが、コロナショックによる株価急落で株式投資家の心は氷づけ・・・。「もう株なんてやるもんか!」と株式投資に対して一気にネガティブになった声も少なくありません。
そんな多くの投資家が心折れる中で、ブレることなく株式投資を楽しんでいる自称・「株大好きおじさん」を取材!
今回、株大好きおじさんが休日やランチタイム中の日課にしている「株さんぽ」に同行させていただきました。

「株さんぽ」ってなに?

株さんぽとは、街中を散歩しつつ、自分が投資している企業や、投資対象として気になっている企業などの店舗・商品・サービスについて、実際に足を運び体験・体感することで株式投資の成果をあげるヒントをゆる〜く探す散歩。
楽しみながら運動不足も解消できる、一石二鳥の投資活動です。

株大好きおじさんと有楽町駅で待ち合わせ

さっそく、株大好きおじさんと合流します。

あっ、きました。
「やっ!おまたせ。」

あ、、あやしいーーーーーーー!
左のおじさん: Iさん。株式投資歴7年。こうみえても30代。都内で勤務するサラリーマン。アーリーリタイアを目指している。怪しい人ではない。
右のおじさん: Sさん。株式投資歴6年。40代。ロウリュ大好きおじさんでもあるがそのネタは今回登場せず。怪しい人ではない。

株さんぽ1件目 味も投資的にもオイシイ「吉野家」

マネラボ編集部: 1件目の目的地はどこでしょうか?
Iさん: 1件目はここ〜。牛丼の「吉野家」!

マネラボ編集部: なぜ吉野家なんですか?
Iさん: 吉野家の株主優待が「オイシイ」んだよ〜。
僕は牛丼が好きで、牛丼チェーン店の食べ比べをしたことがあるんだけど、吉野家のはダントツで美味しかったの。それで株を買い始めたんだけど、2014年くらいに買ってから株価はあがりもしないしさがりもしない。安定運用しつつ優待がちゃんともらえて、お得なんだ〜。


Iさん: 吉野家の強いところは、牛丼=基礎商品で勝負してるところだと思う。他の店よりも牛丼の値段が高めなのに、わざわざ食べたいって思える美味しさだから、これは利益構造もちゃんとしてるだろうなあ〜って思ったよ。もちろん、お店としては付け合わせで利益を膨らませることも大事だろうけど、これからも牛丼自体の味にこだわり続けて欲しいよね。
マネラボ編集部: 吉野家の株はどれくらい持ってるんですか?
Iさん: 自分の口座で200株、奥さんの口座で200株。(優待が届くのは100株以上購入)基本、優待権利月になったら100株売って利確して、残りは持っておくっていうスタイル。最近は中長期的にみたらもっとあがるかも?って思って、権利月をこえても持ち続けてるけど。

Sさん: 去年、アメリカの牛肉の関税を下げるニュースがあったけど、あのときの吉野家はえぐかったねぇ。株が倍くらいになってたもんね。
Iさん: 自分と奥さんと、それぞれ100株ずつ売ったら30万円くらい入ってきたよ〜(^o^)
Sさん: 吉野家に関して言えば、ライバル企業にあたるアークランドサービスホールディングス(「かつや」を経営している会社)の社長さんが、1週間にいっぺんは吉野家にいくって話好きだなあ。「社長が現場の感覚保ってるイイ話だな〜」って、それだけで一杯飲める。
Iさん: お店の商品やサービスが気になったら社長のこととかも調べちゃうよね〜。こういう過程も含めて、小売は商品やサービスが体験できるから楽しい!

ごちそうさまでした!

支払いはもちろん優待で。

株さんぽ2件目 気が利くお酒屋さん「やまや」

吉野家を離れ、有楽町から銀座方面に歩くおじさんたち。

向かったのは・・・お酒の「やまや」!

マネラボ編集部: まだ昼間ですよ〜。でもなぜお酒のやまやに?
Sさん: 僕はお酒が好きなんだけど、やまや はお酒好きな人がちゃんとポリシーもってやってる店っていうのが感じられるお店で、かつ株価も伸びていたから気になっていたんだ。「カルディ」のお酒バージョンっていったら、雰囲気想像つくかな?
マネラボ編集部: カルディ!わかります。
Sさん: やまや も日常で「ちょっとこれあるといいよね」っていう、気が利いた感じのお酒が揃ってるんだよ。お酒以外にも、輸入ものの珍しいチョコとかナッツとかもね、つい見ちゃう。カルディ行く時もコーヒーだけ見て帰らないでしょ?

Sさん: 日本酒がちゃんと冷蔵庫にはいってるのがいいよね。家電量販店の「お酒館」とかいくと、常温で置いてたりするのもあるから。
マネラボ編集部: でもお酒離れとかで市場的には元気がないんじゃないですか?
Iさん: たしかに全体量はさがってるけど、ウイスキーはあがってたり、日本酒はあがってたりとか、そういうピンポイントでの動きはあるんだよ〜。

Iさん: 僕はあまりお酒飲まないけど、誰かにお土産とか買うときとか、つい やまや 行っちゃうな〜。お酒好きの人に「これ飲んでみたかったんだよ!!」って喜ばれるようなものとかを、店員さんがアドバイスしてくれる。
Sさん: ここはめっちゃ綺麗なお姉さんや、シロガネーゼみたいな人、宅飲みします!なサラリーマンまで・・・いろんな層がきてる。上場規模で、ここまで広い層を相手にできるのはすごいなと思うよ。
オリンピック開催時はお酒を水のように飲む外国人が日本に来るから、なにかおもしろい影響がでるかもね。

Iさん、ちゃっかり散歩のおとも(お菓子)を購入。
また有楽町方面に戻ります。

ちょっと息抜きに寄り道・・・


ふたり: ちょっとあそこに寄ってみようか〜

向かったのは、交通会館の中のアンテナショップ「ザ・博多」。

Sさん: アンテナショップは、地方に行ったらこんなものも売ってるんだ!っていう、足を運べないエリアの需要が見えるから、ふらっと寄るのはいいと思うよ。
Iさん: 「ハウスってこんなのも作ってるんだ!」とか「どんべえってこんな味あるんだ!」とか。投資に直接関係なくてもそれだけでおもしろい(笑)



ザ・博多でお買い物を済ませた二人。
ふたり: 最後は・・・・あそこに行こうか!
マネラボ: あそこって・・・?

株さんぽ3件目 景気が見える?靴磨き屋「千葉スペシャル」


ふたり: はやくぅ〜〜!
急に走り出したおじさんたち!!ついたのは・・・


マネラボ編集部: あっ、靴磨き屋さん!
Iさん: 株式投資家の間なら有名な話かもしれないけど、革靴磨きの少年が「この株を買ったほうが良い」と勧めてきたら、それに従ってはいけない、というニューヨーク・ウォール街の神話があるんだよ。

Sさん: 捉え方は様々だけど、普段投資を絶対にやらないような人が投資を勧めるようになってきたら、それは景気が「山」に到達し、いよいよ後退するタイミングって言われているんだ。靴磨き少年の発言のあとに世界恐慌が起きたから、「投資をよく知らない人の言うことに従ったら危険」という教訓が広まったんだね。
マネラボ編集部: なるほど!
Sさん: まあ「靴磨きの少年」はいないにしても、靴磨きの現場で見えるものもるよ。靴磨きは「ここぞ!という勝負がある」「人と会う」「余裕がある」ってときにやるから、ここが混んでいるか、空いているかで景気が見えるとも言われてる。

じっ・・・・。

景気を感じとってます・・・。
Iさん: 人からのアドバイスも大事だけど、自分で明確な判断軸をもって投資をしていれば、靴磨き少年のような言葉にも惑わされないと思うよ〜。今はネットで色んな個人投資家の意見が聞けるけど、それ以上に自分自身の感覚を育てていきたいよね!

株式投資にまつわる教養も聞けて、本日の「株さんぽ」は無事に終了。

Iさん、Sさん、ありがとうございました!
街中に出て、こうして自分の足で商品のニーズや業界の景気、経済状況と体感して株式投資の感覚を磨くのは、チャートと向き合っているだけでは得られない発見がありますね。そして投資の成果に役立つだけではなく、改めて、株式投資の楽しさにも気づけそうです。
みなさんも天気の良い日にはぜひ株さんぽ、試してみてはいかがでしょうか?
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この記事のライター

マネラボ編集部

節約から投資まで、お金に関するさまざまなテーマのコラムを、わかりやすく・楽しく発信することに日々奔走中。誰もがお金と正しく付き合うための教養を身につけ、豊かな人生を送るためのヒントを提供しています。

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