不動産目線のフロービジネスとストックビジネス

2016年12月7日

学校では教えてくれないビジネスの話

ビジネスは大きく分けて、「ストックビジネス」と「フロービジネス」があります。
このあたりを、学校では教えていないのは非常に残念です。私自身、学生時代から知っていればと悔みました。もし知っていたら、職業の選び方も違っていたかもしれません。
今回はこれを不動産ビジネスに当てはめてみたいと思います。
ストックビジネスは、一度仕組みを作ってしまえば、お金が入ってくるビジネスです。不動産ビジネス、権利ビジネス、ビジネスオーナーなどがこれにあたります。仕組みさえ作って稼働させてしまえば、収入が発生し蓄積されるため、非常に安定感があります。労働時間もフロービジネスに比べると格段に少ないです。
一方、フロービジネスとは、自分が働かないとお金が入ってこないビジネスです。サラリーマン、公務員、弁護士、医者の方々もこれに該当します。自分が病気になったり、仕事をリストラされてしまうと収入がストップしてしまいます。即座に路頭に迷うことになります。
私もそうでしたが、特に資産を持っていない、20代、30代の方は、このフロービジネスで頑張って働き、収入を増やし、支出を削り、貯金を蓄えるしかないと思います。フロービジネスからストックビジネスへの移行を目指してせっせと種銭(たねせん)を貯めるのです。

ストックビジネスへの移行で一番効率的なのは不動産

可能ならば、1,000万円以上は貯めましょう。このお金は、ストックビジネスを始める際に、使う使わないにかかわらず、銀行への「見せ金」として使用できます。
銀行は、しっかり貯金のできる人、信用できる人という評価をしてくれるのです。銀行からの信用を得たら、サラリーマンとしての属性をフルに使って、銀行から融資を引きます。
それで、不動産をコツコツと買っていけば、フロービジネスからストックビジネスへ徐々に移行できます。

40代では、ストックビジネスからの収入が、フロービジネスからの収入を超えるよう目指しましょう。目標としては、2倍くらいを目指しましょう。
そうなれば、ファイナンシャル・インディペンダンス(経済的自立)が確立され、その後はセミリタイアしても良いし、サラリーマンは趣味?として続けても良いし、他の事業を始めても良いし、学校に行って勉強をやり直しても良いし、選択肢はドンドン広がります。
自分がいま行っているビジネスがフロー型か、ストック型か確認してみることは大事ですね。

この記事のライター

小林ヒロシ

元サラリーマンの専業大家。大卒後、自由な生活を夢見ながら、海外取引メインの商社、外資系マーケティング会社などに勤務。2008年から2011年までに5つの物件を購入。以前から所有していた物件2つと合わせて7つの物件の大家に。
前後してサラリーマンを辞め、長年の夢だった悠々自適の生活を実現した。MBA(経営管理修士)、中小企業診断士、1級販売士、英検準1級など、取得資格は多彩。

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