それは50歳を超えた頃からでしょうか
だんだん体に厚みが出始め、貫録ある姿に。そして毎年の健康診断でも徐々に内蔵脂肪の数値が増えてきました。疲れやすく、体が重い。ひたひたと迫る老いの影。引き締められたボディーラインを取り戻すことは諦めていますが、いつまでも若々しくありたい私は日々の暮らしの中で老を寄せつけにくくする習慣を持っています
肥満につながらない習慣
更年期・閉経後の女性は、より太りやすくなります。女性ホルモンのエストロゲンには脂肪の燃焼を助けたり、内臓脂肪を減少させたりする働きがあるのですが、更年期以降エストロゲンが減少していくにつれ女性はどんどん肥満体質になるそうです。だから、日々の食生活で太らないように心がけている事があります。
1.メニューに迷ったらカロリーの低い方を選ぶ。
2.ジュースなど甘い飲み物は飲まない。
3.食事の時は最初に野菜を多めにとり、次に汁物を食べる。
4.毎日、納豆・ヨーグルト・キムチなど発酵食品を摂る。
5.小腹が空いたら、少しのナッツ類とチーズで空腹を満たす。
6.食べ過ぎた翌日は食事の量を控える。
習慣にしてしまえば、辛いことはなく。痩せることはないですが太ることもないです。
老いは足腰の衰えから
“老いは足腰の衰えから”と言われるぐらいですから老化を防ぐには足を鍛えることが一番でしょう。それには、辛い筋トレや高いマシンも必要ないと思います。手軽でお金のかからない方法はウォーキングです。歩くことは、脂肪を燃焼させ血行の改善や太ももなど足の筋肉を鍛えることもできます。
正しい姿勢で歩くことは全身の筋肉にも効果があると思います。普段の生活で習慣にしていることは
1.家から最寄駅までや、タクシーで1メーターの距離ならば歩いて移動。
2.駅での上り下りは階段を利用。
3.家から会社まで片道30分ほど自転車通勤。
4.飼い犬とのお散歩は毎日最低でも30分、普通は1時間。
5.湯船につかりながら足首、足指のストレッチ。
心をリフレッシュさせる習慣
食生活を整え、体を鍛えても心が疲れていては若々しさは保てません。
日々の生活を通して疲れを癒し、心をリフレッシュさせるには
1.夜更かしをせず睡眠を十分とる。
2.春から秋までは、朝起きたら窓を開け新鮮な空気を取り入れ深呼吸をする。
3.朝一杯のさ湯で体を温め内蔵機能をUPさせる。
4.夏でも入浴は湯船にゆっくりと使って新陳代謝を促す。
5.面白かったら大いに笑う。
6.自分をいたわり強制的に家事を休む。
若々しくといっても、無理は禁物。もうそろそろ自分をいたわって良い頃ですよね。
先日、友人と京都のJR山科駅を10時に出発し天台宗の毘沙門堂にて大きなしだれ桜を見物しました。近くには京都の夏の風物詩の一つ、送り火で有名な大文字山へ進む人気のルートがあります。あえて反対側、隣の滋賀県大津市の三井寺までトレッキングに出かけました。
途中道に迷い、ルート変更して無事に目的地に到着。お昼をずいぶん過ぎてから開運そばと丼をペロリと平らげるほどエネルギーを消費していました。あれこれ話をしながらの山歩きは時間の経つのが早く、解散したJR山科駅では夕方を過ぎており、実に7時間ほど歩いていたのです。
日常の「しがらみ」から解き放たれた遊びは心と体をリフレッシュさせてくれました。足場の悪い山道をあんなに歩いたのに、翌日筋肉痛になりませんでした。それは、日ごろ活動的な生活を送っているからかなと。ちょっと嬉しくなりました。「年だから」と諦めるにはまだ早い。自分が出来そうなことにアイディアを絞って見つけ出す。そして一つずつマスターし、それが増えていくことを楽しむ。そんな生活習慣が若さを保つ秘訣ではないでしょうか。