定年後の生き方 正解はないけど縁を楽しむ

2020年1月24日更新

こんにちは。
こめまるです。
昨日、訃報が飛び込んできました。
その訃報は、前の会社の総務に所属する女性からのLINEでした。
「私は存じませんが、こめまるさんは、親しかったのでは思い、遺族の方からの報告をお送りします。」と文章が添えられていた内容をみて驚きました。
そこには、前の会社で社内結婚した後輩の奥さんの名前が、故人として書かれていたのです。
享年56歳。
彼女は、僕よりも5歳年下で、会社では4年後輩。
とびっきりの美人で、しかも気さくで分け隔てなく人と接するので社内の人気者でした。
その後、僕の後輩社員と社内結婚しましたが、僕はその後輩社員とも親しかったので、グループでよく海などに遊びに行ったものです。

それは20代でまだ独身だったころの楽しい思い出です。
その時の彼女の笑顔や笑い声、そして元気な姿が走馬灯のように流れました。
亡くなった理由はわからないし、通夜にも告別式にも、どうにも都合がつかないので弔電だけは送りました。

人の記憶に残るには

人は2度死ぬと言います。
一つは自身の死。
もう一つは、家族、友人、知人など関係のあった人々の記憶から無くなった時。
彼女の記憶は少なくても僕が生きている間は消えないし、彼女には20代の息子が二人いるので、その息子たちの記憶にずっと残ることと思います。
人は2度死ぬという話を聞いて、僕はとても反省しました。
果たして自分は、日々接している人たちとの出会いを大切にしているかって。
袖触れ合うも多生の縁ということわざがあります。

人との縁はすべて単なる偶然ではなく、深い因縁によって起こるものだから、どんな出会いも大切にしなければならないという仏教的な教えに基づく。 「多生」とは、六道を輪廻して何度も生まれ変わるという意味。 「多生の縁」は、前世で結ばれた因縁のこと。 「袖振り合うも他生の縁」とも書く。

という意味だそうです。

60歳を超えて、残りの人生で新しく縁が出来る人は、いままで生きてきた時間に比べれば、どうしても少なくなるでしょう。
だからその縁を大切にしていきたいと思います。
アルバイト先でも毎日多くのお客様と接しています。
時には、忙しい時など面倒と思うこともあります。
そんな気持ちはなくそう。

ブログを書いていると、メッセージをくれる方もいます。
毎日何百人かの方が読んでくれています。
それも多生の縁と考えれば、書く内容に込める気持ちも違ってきます。
そうだ、これからは人の記憶に留めてもらうような生き方をしよう、と思うようになりました。

定年後 自分の選択に後悔はないけど

自分が、60歳を超え、定年を迎え、アルバイトをしながらの自営の仕事を選んだことに後悔はありません。
会社員時代に比べ、ずっと目標や夢が広がってきました。
かといってこのままずっとアルバイトで終わるかもしれないという怖さはあります。

アフィリエイトというビジネスは、個人差が大きく、時間を掛けたからといって誰でも成果が上がるものではありません。かと言って、何もしなければ何も生まれません。
努力した人が全て成果が出るわけではない、しかし、成果を上げた人はみんな知恵を絞り努力した結果なのです。
その努力を楽しむかどうかが分かれ目だと思います。
ではその努力をいかに楽しむかは、相手の記憶に留めてもらうということを考えるかどうか、ではないかと最近思うようになりました。

最後に

定年を迎え、老後へ向かう生き方において何が正解かということはないと思います。
僕は以前から何をするかよりも誰と生きるかの方が大切だと考えています。
世の中を生きていくのは、思い通りに行かないのが普通です。
苦しいこと、辛いこと、大変なこと、面倒なことが8割と考えているので一緒に乗りきれる人との関係が大切だと思っています。

それは家族だったり、友人だったり、同僚だったりです。
そしてこれからは、身体も思うように動かなくなる時が来ます。
だからそんな人たちの関係を大切にしていくのが一つの正解なのかもしれません。
老後への漠然とした不安をなくしたい

この記事のライター

こめまる

1957年9月、富山県生まれ、'82年早稲田大学を卒業後、都内の企業に入社。
2017年9月、同社を定年退職し、そのまま再雇用制度を利用し、継続勤務中。
現在、横浜市のアパートに妻、娘2名、猫3匹と同居。
定年後も体が続く限り働くことをモットーとし、働くことは、健康を維持し、生きがいを感じ、生活費を得る良い手段と考え、日々フルタイムで働いています。
趣味はクラシック音楽を聴くこと。現在LP、CD合わせて1000枚以上所有。聴かずに死ねるかとマニアックな名盤、珍盤を日々集め、聴きまくっています。

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