クラウドファンディング、失敗する人・成功する人の特徴

2018年4月28日

近年、新しい資金調達方法として注目されているクラウドファンディングですが、プロジェクトを立ち上げても、成功する人は全体の半分以下ともいわれています。クラウドファンディングに失敗する人と成功する人の違いはどこにあるのでしょうか?
クラウドファンディングを始める人に少しでもお役立てできるよう、失敗する人と成功する人の特徴を挙げてみました。

クラウドファンディング、失敗する人の特徴

すぐにプロジェクトを始める準備不足な人

プロジェクトを成功させるためには、数か月前からさまざまな準備が必要です。まずプロジェクトに賛同してくれる仲間づくりや、PR動画の作成、リターンの準備、PRの方法や戦略を練るなど。しっかりした計画と準備期間をとることがプロジェクト成功には不可欠です。

プロジェクトそのものに魅力が欠ける

プロジェクトの支援者を多く集めるためには、プロジェクトそのものに魅力がなければなりません。プロジェクトに共感・支援してもらえるようなストーリー性や面白みが必要。プロジェクトが自己満足になっていないか、多くの人が共感できる内容なのか、リターンは魅力的かなど、客観的な目線でつくることも大切です。

自分の思いを伝える能力に欠ける

どんなに熱い思いがあっても、思っているだけでは人に伝わりません。プロジェクトをより魅力的に伝え、自分の熱い思いを多くの人に伝えることが重要です。プレジェクトに対する情熱や思いを伝えるには、まずは自分がどういう人物か、どれほど一生懸命に取り組んでいるかを理解してもらうように、心を込めたPRが必要です。そして、思いを拡散するにはひとりよりも複数の強い支援者(サポーターやファン)の力を借りましょう。

人の意見に耳を傾けない人

プロジェクトに対して、ネガティブな意見はあまり聞きたくないもの。しかし、プロジェクトに対して肯定的な意見ばかり集まることはありません。なかには辛辣な意見が届くこともあるでしょう。そんな場合も他人の意見に耳を傾け、プロジェクトの欠点や問題点を見直し、改善する柔軟性が必要です。
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クラウドファンディング、成功する人の特徴

周到な準備や戦略を練ることができる人

何を行うにも目的を明確に置き、それを達成させるために計画を練り、何をどのように準備するか、どのような戦略で達成させるかを、事前にしっかり考慮しなければなりません。事前に周到な準備ができる人、しっかりした戦略を考えることができる人は、プロジェクト成功に近い人といえるでしょう。

プロジェクト立ち上げ前から応援者が多くいる人

人は人が多く集まるところに不思議と引きつけられるもの。既に店舗などを経営していてファンと呼べるべき応援者が多数いる場合などはとても有利です。周囲にどれだけの仲間や友人がいるか、その中で熱心な支援者になってくれる人が何人いるかによって、プロジェクト成功と不成功の明暗を分ける鍵になるでしょう。

クオリティーの高い動画やコピーライティングをつくれる人

多くのプロジェクトの中から注目されるには、クオリティーの高い動画やコピーライティングが必要です。目にとまりやすく見やすい、印象に残り短時間で内容や思いを伝えることができるなど、動画やコピーライティングを製作するためのノウハウを持っている人はとても有利といえます。

こまめな対応でコツコツ支持者を集められる人

プロジェクトの構想段階から仲間集めは大切ですが、プロジェクト開始後もメッセージから送られてくる質問や意見などに迅速・丁寧なレスポンスが必要です。反応が遅いなど対応の仕方によって、支援者の増え方が違ってきます。
あなたは、どちらのタイプでしょうか?
自分は成功する特徴は持っていないと感じても、プロジェクトを諦めることはありません。不足する部分を補う努力をすればいいのです。しかし、どうしても自分でできないこともあります。例えば、動画の作成やコピーライティングが苦手という人もいるでしょう。その場合、その分野を得意とする人にサポートしてもらいましょう。
クラウドファンディングは多くの人のサポートによって成り立ち、成功を収めるシステム。サポートはお金だけに限ったものではありません。自分の不得意な分野を援助してくれる仲間を見つけることが成功の第一歩。できるだけ多くの人の力を借りて、プロジェクトの成功を目指しましょう。

この記事のライター

宮崎悠

インテリアコーディネーター/福祉住環境コーディネーター。建築会社退職後、主婦ライターとして5年目。株式投資歴12年。

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